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『相棒』シーズン21-12「他人連れ」/世文見聞録62
「世文見聞録」シーズン2。今週も川口世文と木暮林太郎が、彼らの大好物の「ビッグストーリー」であるドラマ『相棒』シリーズについて語ります。
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○『相棒シーズン21』第12話(ネタバレ注意!)
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木暮林太郎:南野はなかなかいいキャラクターだった。ついているんだか、いないんだかわからない感じが。実は麻雀が強かったのにも笑った。
川口:以前の『相棒』だったらもう一回は出てきそうなキャラクターだったな。今期はシーズンを跨いで登場するゲストがいないから、かつての陣川警部補や月本幸子ほどではないにしても、“ヒロコママ”ぐらいの立ち位置を今後期待できないこともない。
木暮:誰だ、それは?
川口:そういうゲイバーのママがいるんだよ。それにしても右京の「観察眼」は相変わらず冴え渡っていたな。
木暮:「昔の君なら追いついた」とか「昔の右京さんなら騙されなかった」とか、お互いの変化に触れておきながら、最後はどっちも全然衰えていなかった。
川口:エコバッグとか作業服の会社名とか、視聴者に対して一応それを意識させる演出はしているけど、現実にあれを憶えているとは到底思えない。
木暮:観察眼ではおれも負けていないぞ。南野が勤めている訪問営業のリフォーム会社の名前、憶えているか?
川口:いや、憶えていない。名刺が出てきたんだっけ?
木暮:「豪原工務店」──あれは絶対“業腹”とかけているんだ。
川口:どうせ録画を“早戻し”して見返したんだろ? じゃあ、半グレ集団の名前は何だった?
木暮:やめておこう……お互い傷つくだけだから(笑)
川口:一応いっておくと「渋谷ポイズン」だ。あと薫がしっかり警察バッヂを持っていたことにも気づいたぞ。
木暮:それじゃあ武志という子供が瓶ジュースをもらって、それを栓抜きで開けようとして悪戦苦闘するシーン──あれはどういう意味だったんだ?
川口:うーん、それは……さっぱりわからない。
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