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『スター・トレック:ピカード』シーズン3-2「撤収」/世文見聞録70
「世文見聞録」シーズン2。川口世文と木暮林太郎が急遽、彼らの大好物の「ビッグストーリー」であるドラマ『スター・トレック:ピカード』の最終シーズンについても語ります。
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○『スター・トレック:ピカード』シーズン3第2話(ネタバレ注意!)
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木暮林太郎:やっぱりジャック・クラッシャーは“御落胤”だったわけだ。
川口世文:いやいや、おれはまだ信じていないぞ。ビバリーは何もいっていないじゃないか。
木暮:「目は口程に物を言う」んだよ。
川口:ライカ―に吹き込まれた可能性もある。そういうことにすればショー艦長も納得するし、ピカードの心に火を点けられるからな。そもそもビバリーとジャックの親子関係さえなぜか検査されていない。
木暮:勝手に調べると連邦のコンプライアンス違反になるからだろ(笑)。おまえもすっかり「陰謀説」に取りつかれているな。それならそれでもう一捻りぐらいしてもらってもいいよ。
川口:「陰謀説」といえばラフィの“ハンドラー”の正体にも驚いた。あれは通信時に女性っぽい声だったのがミスディレクションだった。すっかり“ジェインウェイ”だと思わされていた。そういう意味で今シーズンは視聴者こそが「誰も信じてはいけない」んだよな。
木暮:ついでにウォーフのことも疑えばいいんじゃないのか? まあ、それよりおれはどんどんショー艦長に傾倒していっているけどね。いっそのこと彼が主役のコメディにしてもらってもよかったくらい──“老害”たちに振り回される中間管理職コメディ。
川口:おまえ……個人的に何かあったの?(笑)
木暮:あの背中は哀愁を語っていていい。ヴァーディクのシュライク号の前にガッと割り込んでくるタイタンAもカッコよかった、あくまで“ショーの艦”としてね。
川口:ヴァーディクも単なる賞金稼ぎのわけないよな?
木暮:まあ、そうだろうな。いずれラフィやウォーフがピカードたちと合流して“背景”がわかってくるんだ。
川口:次の次ぐらい? ウォーフが“味方”ならね。
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