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Tokyo Coffee Lab.のブレンド


世田谷公園前の三宿通り沿いにお店があります。

店舗紹介

当店は2020年4月にオープンしました。
現在5年目の営業です。店内焙煎コーヒーと自家製のお菓子を提供しているコーヒーロースター&カフェです。いわゆるコーヒー専門店です。
焙煎機は1kg釜の直火式焙煎機を使用しています。
コーヒーはハンドドリップとエスプレッソを提供して、ハンドドリップはペーパーとネルのドリップです。
コーヒー豆は常時ブレンド1種、シングル8種程用意しています。
場所は世田谷公園前の三宿通り沿いに位置し、建物側面を煙突が立ち上がるのが目印の12席の小さなカフェです。


一杯ずつハンドドリップします。

深煎りブレンド

コーヒーにはシングル(ストレート)とブレンドがあり、ブレンドはお店が独自に配合を決めて、そのお店の主張を表現している看板商品になるものです。
Tokyo Coffee Lab.ではブレンドは1種のみです。私自身がコーヒーに興味を持つきっかけとなった深煎りのブレンドです。何故深煎りかというのは、また後日お話しさせていただく事として、今回は当店のブレンドの紹介をさせてください。

お店をオープンするにあたり、最初に取り掛かったのがブレンドの配合をどうするかという事でした。
目指している深煎りは滑らかな舌触りのある苦味をもち、甘味も持ち合わせたキレの良い味わい。飲み終わった後にもう少し飲みたくなるような一杯が理想です。
開店までに焙煎とブレンドと抽出を繰り返し、理想に近づける作業に集中していました。自分はコーヒーについては全て独学で追求してきましたので、この作業は非常に困難でした。


毎日豆を焙煎しています。

かくして、開店当時のブレンドの配合はブラジル/ブルボン系(フレンチ前半)40%・タンザニア/ケント(フルシティ後半)30%・ベトナム/カティモール(フルシティ後半)30%の割合です。
グラインダーによる挽き目はやや細めの中挽、抽出はカリタウェーブドリッパー(波佐見焼)、1投注ぎきりでおおよそ2分〜2分30秒の抽出時間で行っていました。


看板商品・深煎りブレンド

ブレンドの変化

時は経ち現在はというと、オープンしてから何度かブレンドの配合は変化しています。焙煎技術の向上であったり、抽出技術の見直しであったりと、前向きに変化するのは大事な事と考えています。
ただ、自分自身の理想が変わる事はなく今日もまた新たな一杯を求めて変化し続けていければと思い毎日焙煎研究しています。

おかげさまで、深煎りブレンド焙煎豆の販売数とハンドドリップ共に一番の売れ行きです。


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