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初めてのトークライブ

2023年3月5日、浅草のTAKE-NOKOにて初のトークライブを行いました!
当日は朝からトラブルの連続でしたが親友のミキオ、マリコさん、TAKE-NOKOスタッフの方々のお陰でなんとか乗り切ることができました。

はたしてお客様の反応は・・・?

「虫を見ると、見ていないことの多さに気が付く」
名言じゃないですかねコレ😤
「世の中のことをわかった気でいた愚かな自分に気づかされた」というエピソードをお話しさせていただきました。

小さなものを見ようと解像度を上げて行くと…、そこには精緻で機能美に溢れたスゴイ世界が広がっていたのです。
そしてこれまで「見えているのに認識できていない」ものごとのあまりの多さにも驚いたのです。


「どうしたら苦手なムカデに優しく接することができますか?」という質問に私なりの考えを述べさせていただきました。

「嫌悪する」という感情は社会的動物である人間が危険から逃れて生き延びる為に必要なものですが、それがどこから来たものなのか冷静に見直すことは一度はあってもよいのではないでしょうか。
もしもそれが生来のものではなくて、後天的に与えられたものだとしたら…。
恐れるべきものは正しく恐れ、そうでないものは不必要に恐れなくてもいいんです。さらには生き物の隠された魅力に気づいた時に人生が少しだけ楽しくなるかも知れません。

(控えめに"少しだけ"と書きましたが、むしろそれが人生そのものになる可能性を秘めています。そんな事例をたくさん見てきました。取り扱い注意なのです✋🏻)


いつもお世話になっているハルカさんが来てくれました。トラブル続発で緊張していましたが、彼女のいつもの笑顔を見たら心がほぐれた気がしました。大注目の新メニュー「まゆ刺し」を美味しそうに食べていましたよ。


きゃぷてんとボスは第一部と第二部を通して参加してくれました。本当に有難かったです。イベント終了後、生き物好き達による熱いトークの中で今年の活動のいくつかが決まりました。作品として披露できたら嬉しいです。

そしてそして!おかげさまで業界のレジェンド(と勝手に思っている)ムシモアゼル・ギリコさんに会うことができました。


佐伯恵太さんが来てくれました!俳優でありサイエンスコミュニケーターでもある彼の立ち位置は、今後ますます重要になると感じています。彼の音声配信"voicy"は欠かさず聴いています。
絶賛応援中です。ぜひフォローしてみてください。


タガメを完食したツワモノ、りょ!さんに会えました。共通言語ですぐに打ち解けることができるのが生き物好きの特権ですよね。フィールドでも是非ご一緒したいです。


大人気!?コラボメニューの名前を発表

どうですか?すごく綺麗ですよね。
(法師人君の機転で逆光のライティングを入れたのだと思います。昆虫撮影の時もこのように協力し合っています。)

実はこのドリンクは"青"から"紫"へと色が変わるんです。
「バタフライピー」という花のハーブティーにレモン果汁を加えるアイディアはTAKE-NOKO店長の三浦さんが考案してくれました。

元はと言えば「モンシロチョウはレモンの香りがするんですよ~」という酔客(私)の戯れ言から始まりました。
そしてその場でコラボメニューとトークライブの開催まで決まってしまったんです。
人生って何が起きるかわかりませんね。面白すぎます。

そしてそして…
Twitterでドリンクの名前を公募したのですが、よいものばかりでめちゃくちゃ悩みました。
悩み過ぎて結局、自分で決めてしまいました。

「恋するレモン」

とします!

写真はいつもフィールドでご一緒させていただいている(面白いあだ名の)Genita_Kさんの投稿でした。調べもので行き詰った時にいつも助けてくれる博識で優しい人です。


世界初!?『昆虫セラピー』の発表

「音を耳ではなく皮膚で感じる新しい体験を」

これは「昆虫になりたい」「昆虫に入りたい」という幼い頃からの妄想から生まれました。
コンセプトは「巨大なセミの模型を作って中に人を入れ、大きな鳴き声とともに腹弁を激しく振動させたい。昆虫の力強さを体感してもらいたい。」というもの。

これを実現させる為に、プロトタイプとして手のひらサイズの振動スピーカーからセミの鳴き声を再生させてみました。スピーカーはスマートホンとブルートゥースで無線接続してあります。

結果は大成功でした。セミの鳴き声が力強い振動に変換されて、皮膚や筋肉、骨にまで伝わります。

お気に入りはエゾハルゼミでした。細かい振動が心地よくてずっと感じていたい刺激なんです。

意外だったのはクツワムシです。これは体の奥深くまでガツンと浸透する刺激で、デスクワークで疲れた首や肩に効果がありました。

実は、いつか大きな会場で昆虫展を開催するのが夢なのですが、皆がびっくりするような体験型の面白い展示物を作ってみたいです。


「昆虫アロマセラピーの可能性」

匂いのする虫として一般的なのはカメムシだと思うのですが、わるいイメージが多そうです。
そう、臭いからです。

でもカメムシは全部臭いと思わないで欲しいんです。
中にはよい匂いのカメムシもいるんです。
青リンゴやバナナのようなよい香りがする種類がいますし、桃の香りのハナムグリやイチゴの香りがするミズスマシもいます。

他にもたくさんあります。
アメンボは飴ですし、ハンミョウは柑橘系のさわやかな香りがします。

そしてジャコウアゲハはジャコウジカ(ムスク)ですし、モンシロチョウなどのシロチョウのオスはレモンの香りがするんですよ。
すごいですよね。

私はよい匂いのする虫を捕まえるとアロマセラピーのように虫を嗅ぎます。虫によって気分がふわっと軽くなったりスッキリしたりリラックスできたりします。

いずれ大きな昆虫展を開催できたら、こんな体験ができるものにしたいです。
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特典映像

恋するレモン





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