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新型肺炎と賃料値下げ交渉について考える

新型肺炎は、学校教育や各種イベントの中止、飲食店の営業自粛などさまざまなところに悪影響を及ぼしております。
貸しビル仲介業者の私が、貸主様や物件を管理している方との話をしている中で感じるのは、「値下げの要請」のご相談が多くなってきた事です。

本当は「お花見とオフィスの関係とは」を投稿する予定でしたが、急遽、貸しビルの賃料値下げについて考えてみたいと思います。

各企業がテレワーク実施前の東京都心の貸しビル市況は、空前の低空室率が続く中で「そろそろ潮目が変わるのでは。。。」と言われておりました。

3月23日現在、空室は少しずつ増えているものの、株価ほどの影響は今のところありません。
この状況で賃料値下げ交渉をしても、逆効果になってしまう可能性が高いのでおすすめできません。

ただし、1年くらい空室が発生している物件にご入居中であるとか、ご入居期間が長く値上げ交渉にも応じてきた経緯があるのであれば良いと思います。

値下げの交渉のタイミングは、「空室率」を参考にしていただくことをおすすめします。具体的には空室率が5%を超えたあたりです。

現在の空室率は過去最低の1%台となっております。
株価の影響が貸しビルの空室率に反映されてくるのは、早くても3か月後くらいになりますので、5月ころになるのではないかと思います。

現在の相場をもっと詳しく知りたい、移転をしようか迷っている、などという方は、是非東京ベストオフィスにお声がけくださいませ。
貸しビル相場について詳しくご説明させていただきます。


- STAFF H

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