お礼【トークイベント「やっぱり犬が大好き！」】

あーー、ホッとしました。

村岡希美さんとのトークイベント「やっぱり犬が大好き！」を、おかげさまで終えまして、帰りに瓶ビール1本ひっかけて、愛犬ギーマルの待つアパートに帰ってまいりました。ご来場いただき、本当に本当にありがとうございました。

実は、村岡さんとお話しするのは2度目でした。1度目は顔合わせの時なので、ほぼ初めてのようなものですね。(お芝居は何度も拝見してますが…)村岡さん、素敵だったでしょう？お芝居はもっともっと素敵ですから、是非出演の舞台をチェックして下さいね。(村岡希美さんTwitter▶︎ https://twitter.com/jojomizumi)

みんなで乾杯！から始まって、村岡さんと私の愛犬写真を見がてら(私はビール飲みがてら)保護犬だった愛犬との出会いや生活の変化などを話しました。

村岡さんの愛犬、花子ちゃんの迷子事件の話が盛り上がりましたね。村岡さん、当時の迷子チラシを持ってきて下さったんですよ！※花子ちゃんは見つかってますのでご安心を！

1枚目は、混乱の中、ご自分でなんとかこしらえたチラシ。2枚目は、ご友人であるチラシのプロデザイナー(お芝居の方々ですから、そりゃあそりゃあ素晴らしい出来栄えです)さんがこしらえたチラシ。「混乱しながら素人が作るチラシはこうで、プロが作る『迷子が見つかるチラシ』はこうだ」っていうお手本を配って下さったんですよ。こういう情報、すっごく貴重なんですよね。

1枚目の方の、ツギハギ写真の手書き文字で作られたチラシの方を見て、なんだか泣いちゃいそうになりましたよ。胸が痛くて。今、目の前でこんなにシャンとしていらっしゃる村岡さんの、花子ちゃんがいなくなった動揺と不安と心配と後悔と、「神さまどうか」がそこにいっぱい詰まっていて。あれは締め付けられたなぁ…。改めて、ギーマルを脱走させぬように気をつけようって思いました。ほんとに、ねぇ。

休憩を挟んで、2杯目のビールと乾杯で始まった後半は、皆さんが書いて下さった質問にお答えしていきました。いやー、質問は助かる。もうさ、お喋りなんか当然素人ですからね私。なにかがこんがらがって、こうして登壇なんかさせていただいてるわけで、そんなに持ちませんから。質問ほんとーーーに助かる…

「1人暮らしで犬を飼う決心がつきません、不安はありませんでしたか？」という声に、村岡さんがこうお答えになってました。「全部を1人で抱え込もうとしたら不安になっちゃうけど、ご近所さんやお友達を頼って、困ったときには助けてもらうといい。犬を飼えば、自然とコミュニケーションを大事にするようになる」

私、これすごく、すごくすごくそうだなぁって。犬が他の動物と決定的にちがう点は、お散歩の日課ですからね。犬の飼い主は、孤独になりづらいんですよ。今はSNSもあって、犬好きのコミュニティも持ちやすいですから。万が一の時の後継人がいて、1人と1匹、食べて、寝て、病院に行ける生活なら、自信持って動物を迎えてほしいなぁと思いました。

私がお答えした質問で印象的だったのは、「オカメと仮母さんの話を教えて下さい」というのと「愛犬の死をどう乗り越えましたか」というのでしたね。この2つの答えは私の経験の中で繋がっていて。オカメの余命が1ヶ月だと聞いてから、すぐに仮母さんを自宅に呼んだこと、そこでオカメをずっと「幸せだね」となででくれたことをお話ししました。仮母さんの存在っていうのは、すごく心強くて、とても大きく、優しかったですと。これは、保護犬の里親になったからこそ、与えられた幸福だと思いましたと。

例えばこれが人間の死だと、なかなかそうはいかないんじゃないかと思うんですが、オカメの死は私に幸福を残しました。だから言葉はおかしいですけども、ギーとマルがいつか最期を迎えるのも、私の人生の楽しみの１つです。もちろんワクワクはしませんが。…と、皆さんの寛容さに甘え、お答えさせていただきました。

サイン会に並んで下さった方々、立ってお待たせしてしまってごめんなさいね…私はサイン会が好きなんです。もう、勇気もらえるから。ファンの方々のお顔を見て話ができるの、すごく嬉しいです。私なんていう、すーぐ鬱の渦に入っていくやつは、直球をいただかないと奮い立たないんですよ。だからもう、本当に、ありがとうございました。差し入れも、ご馳走さまです。お菓子大好き。

またこういった機会をもらえるように、明日からまたコツコツと頑張ります。また、絶対にお会いしましょう。乾杯しましょう。楽しみにしています。

お客さまと、村岡さんと、B&Bさんと、サンマーク出版さんに感謝を込めて。

2020年1月11日　おおがきなこ