「認知症初期集中支援チーム」とは?
本日も社会福祉士になるためのお勉強。
本日の勉強内容は「認知症初期集中支援チーム」について。
「認知症初期集中支援チーム」とは?
複数の専門職が家族の訴え等により認知症が疑われる人や認知症の人及びその家族を訪問し、アセスメント、家族支援などの初期の支援を包括的、集中的(おおむね6ヶ⽉)に⾏い、⾃⽴生活のサポートを⾏うチームをいう。
「配置場所は?」
地域包括支援センター等
対象者は?
40歳以上で、在宅で⽣活しており、かつ認知症が疑われる人又は認知症の人で以下のいずれかの基準に該当する人とする。
▶医療サービス、介護サービスを受けていない人、または中断している人で以下のいずれかに該当する人
(ア) 認知症疾患の臨床診断を受けていない人
(イ) 継続的な医療サービスを受けていない人
(ウ) 適切な介護保険サービスに結び付いていない人
(エ) 介護サービスが中断している人
と、練馬区のホームページに書いてありましたので、認知症初期集中支援チームとは能動的にご家庭を訪問するチームのようです。
おそらくは適切なサービスを受けられていない人達を訪問し、サービス提供を呼び掛けるのでしょうが、急に連絡がきたら詐欺かなんかと間違えて電話を切ってしまいそうですので、なんとなく対応の難しさを感じます。
しかし、こういったサービスがある事を知らない人達は沢山いるでしょうから、住民票か何かのデータをもとに対象者を絞り、アプローチをかける取り組みは素晴らしいなと感じました。
構成員
構成員は専門職(社会福祉士など)2名以上および医師1名の計3名以上で構成されているそうです。
また、初回訪問時は原則として医療系職員と介護系職員それぞれ1名以上の計2名以上で行うそうです。
取り組み内容からすると専門員がやるべきでしょうが、兼務になるでしょうから、ガッツリと活動するのは難しそうです。
相談状況
練馬区の支援実績をみて不思議に思ったのが相談状況。
相談者:本人、家族等 56%、それ以外44%
それ以外の比率が思った以上に大きい。
家族というのがどこまで含まれるか分かりませんが、地域住民や友人などの相談も多いのでしょうか?
地域包括支援センターの人に会ったら聞いてみたいですね。
有意義な時間になりました。
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