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可能性無限大〜五美大展

2023年度 第47回 東京五美術大学連合卒業・修了制作
国立新美術館
2024年2月23日(金・祝)~3月3日(日)

五美大展いってきました。数年前に初めて行った時にはかなりワクワクしましたけど、慣れてきたのか、ワクワク度も落ち着いてきました。それでも見てたら2時間はかかりました。面白かった、印象に残った作品を何点か。

特にステートメントがない作品が多かったので、思い思いに見ることができました。近くにいた小学校の男の子を連れたお父さんの会話で、お父さんが「絵の具ぶつける作品多いね。絵の具ぶつけるの楽しいもんね」なるほど、たしかに、ハチクロの実写映画で、そういうシーンがあって、楽しそうだったのを思いだしました。まさにハチクロの世界で生きてきた人たちの成果ではあるのかな。一人でも多く、絵を描いて飯を食っていけるといいのですが。。

デッサンを残したまま油彩に描いていくもの。現実と空想のミックス感がよいです。
多重描写?そんなに新しくはないのかもしれませんが、印象に残りました。
ファンタジーですね。幻想的なところがよいです。
空の描写がいいです。連作でしたがどの夜景の絵もよかったです。

その他にも気になったやつを。

鉛筆画なのか線が好きです。かなり大きめのリトグラフなのですが、こういうのもありですね。
ダイナミックな描写です。モチーフがミステリアス。
女子美の日本画がなかなかよかったです。そんな中からこの1枚。色面の表現が好きです。
連作の中の一枚ですが、どこどなく雰囲気がありますね。
絵画というより、漫画の一場面のような。出水ぽすかを思い出しました。
彫刻になるのかな?人の髪の毛を使った歯周作品のようです。


俯瞰とよりの3枚の連作。芸術的かと言われるとアレですが、こういうのは嫌いじゃないです。
抽象っぽいのを1枚。右にあるのがおそらく目で、その見た世界なのか。不思議な感じしました。
余白がいいですね。構図の妙というやつです。
版画作品ですが、白抜きで表現した椅子が印象的。
美大っぽい作品ですね。きっといろいろなことを込めた描いたのかと思います。
こういう世界観好きなので、選びました。家があると落ち着きますし、ワクワクもします。

皆さまのお気持ちは、チケット代、図録代とさせていただきます。