パキスタンフェスティバル2024:ラバーブの魅力を伝える曲目と解説

東京でラバーブ教室を営むTokyo Sufiです。今回は上野公園で開催するパキスタンフェステイバルで演奏する曲を解説しますね。 パキスタンだけじゃなく、多くのイスラム圏で人気の曲なので、ちょこっと歌えると、とっても便利、交流に役立ちます。

Gul de pa  zulfo バラのような黒髪

アフガニスタンとパキスタンのパシュトゥーン民族の民謡
Gulはバラ
Zulfoは黒髪
バラのように美しいあなたの黒髪、ロマンチックな曲ですね。
歌ありバージョンもありますが、今回は生徒たちと歌なしインストでやろうかなとおもいます。

男女で歌う、バージョンも参考までに、 
パキスタンでは、最近はギターとラバーブであわせるのも人気みたい。

Paimona bede パイモナ

美しいペルシャ語のこの歌も、アフガン、パキスタンで愛されてます。
ラバーブの定番ナンバーなので、おぼえとくといいです。

変拍子(7拍子)のこの曲をバンドで見事にアレンジされてます。
お酒をもっと、ついでおくれ
あなたの瞳に、私を酔わせておくれ
みたいな意味なのですが、
ほんとにお酒なのか、お酒を比喩的に酩酊の象徴として表現してるのか
詩の表現は意味深なので謎ですが、とても美しい響きの歌です。

Larsha Pekhawar ta  ペシャワールに行ったなら

こちらもアフガン、パキスタンで人気の民謡。
近年ペシャワールバージョンが大ヒットしたので、そちらを参考にしてます。 
パキスタンではこの曲が1番受けました。
これはぜったいできるようになった方がいいです。

これ見てると、ペシャワール行きたくなりますよね。
外務省危険レベル4なので、おすすめはしませんが、歴史が深い、とてもエキサイティングな街です!

Hasbi Rabbi  マザールへ行こう(ウルドゥー語バージョン)

もともとアフガニスタン民謡のこの曲は、
Sami Yusufのカバー、アレンジで世界でメジャーになりました。
はじめはペルシャ語、次はウルドゥー語、コーラスはアラビア語とイスラム圏の主要な言語を網羅してるので、めちゃ勉強になると思います。

古典楽器メインで、西洋の大物ミュージシャンとコラボしないでも、ここまでメジャーになるのはすごいですよね。

Mast Qalandar  マスト・カランダール

カッワーリーの王者Nusrat Fateh Ali Khanの楽曲、
もともと、映画音楽で使われてたみたいですが、今ではカッワーリーの定番ナンバーになりました。
パキスタンといえば、この曲といっても過言じゃないくらい人気なので、ぜひこの機会におぼえちゃいましょう。

またまたSami Yusufのカバーでこの曲もさらに、人気になりました。
イラン楽器とインド楽器がコラボしてる、おもしろいアンサンブルです。
私はラバーブとチトラールのシタールでカバーしてみました。

というわけで、パキスタンフェステイバル2024でお会いしましょう!

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