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連結損益計算書の比較 #会計クイズ 2018年12月16日出題
今回は連結損益決算書に関する問題でした。
では、問題
2015年から2017年にかけて、下記3社の売上原価率が高くなり、営業利益率が下がった原因は何かを考える問題でした。
・ライザップグループ
・ユニー・ファミリーマートHD
・サイバーエージェント
回答は本家にお任せして、IR情報を見ていきましょう。
気付いたこと
直近の業績と事業ドメイン状況は下記通り。
・ライザップグループ
健康コーポレーションからスタートした企業で、健康食品のEC事業が創業の原点。
パーソナル事業で話題になり、中期経営計画も"2020COMMIT"と名付けているようにコミットしていくことを会社カラーとして印象付けています。
直近は買収した企業が赤字経営のままとなっていたため、M&A→経営改善をして、次のM&Aをする方針に切り替えたと発表しています。
・ユニーファミリーマートHD
ユニーHDとファミマの2016年9月でした。特に、サークルKサンクスの商号がファミリーマートになったことが思い出されます。
食品供給は伊藤忠グループであることも明記されております。
※伊藤忠商事が大株主。
2018年12月のPayPayの100億円キャンペーンで特にファミマにはお世話になり、特に鳥が美味しいファストフードのイメージがあります。
また、この会社が保有する投資目的以外の有価証券には、取引情報の円滑化を目的とした取得状況が記載されており、店頭商品と概ね一致することがわかります。
・サイバーエージェント
Amebaを運営している会社です。
中長期的には、AbemaTVを収益の柱にしようとしております。
AbemaTVは現在投資期であるため、170億円の営業損失を計上しております。
M&Aも含めてAbemaTVを中心とした多角経営を狙っていくようで、今後もどんどん投融資を進めていく様子のため、目が離せないですね。
AbemaTVのネットTV事業は、始めにサーバの巨額の投資が必要となりますが、その後は、視聴人数が増えても、少しのサーバ強化で済むと思われる設備を持っていることが優位になるビジネスだと思います。
先行者優位に加え、コンテンツも充実してきており、どうマネタイズしていくかが楽しみです。
本家の回答はこちら
参考(有価証券報告書のリンク)
・ライザップグループ
・ユニー・ファミリーマートHD
・サイバーエージェント
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