見出し画像

“自分”という会社を経営しよう

私の就活していた頃、i companyという概念を、インプットされてからたまに思い出しながら、思考していました。
※これは最近流行りのポエムです。

“自分”を経営する って何だろう。

この当時のインプットは、キャリアの築き方で、ポータブルスキル(いつの時代でも不変の持ち運び可能なスキル:英語・IT・ファイナンス等)を磨くような内容だったと思います。
今思うと、特にファイナンスが最優先で身につけるべきスキルだと思います。

ここで質問です。

あなたは昨年の自身の財務諸表を作成しましたか?

会社では当たり前に作成される決算や経営計画を個人で意識している人はどれぐらいいるでしょうか。
少なくともサラリーマンでは、あまり何も考えなくても毎月赤字にならなければ、何とか生活していくことはできるでしょう。

私は、i companyの経営では、BSが重要だと思います。
なぜならCF、PLは家計簿をつければ概ね作成することができるが、BSは意識しないとできないからです。

BSは、右に過去お金をどうやって集めたか、左に今お金をどこに投じているかが見えます。
大学を生活するために奨学金を借りた方は多いのではないでしょうか。
奨学金を借りた私は負債(長期借入金)がある状態ですが、資産は何とバランスしているのでしょうか。

奨学金は、きっと学歴って無形資産になるのだと思います。
学歴には、知識や人脈、大学での経験等が含まれます。
それは奨学金と借りた金額と同じぐらい機能しているでしょうか。
「のれん」のようなもので、きっと価値がないと、減損するか、定額償却するもののように感じます。

つまり、株式会社ZOZOの執行役員 田端さん(@tabbata)が

社会人にもなって、何年も学歴を語るのはダサい

というのは、適切なレバレッジがかけられずに、ずっと学歴資産があるものだと感じている人にありがちな状態と感じます。

仕事での成果や経験を定期的に棚卸する理由はここにあります。
仕事とは、自分の時間という資産を法人との雇用契約で売買していますが、そこで得られる経験やスキルは、属人化します。
これが、とりあえず何もやりたいことが見つからない人が会社に属した方がいいと思う理由です。

i companyを経営して、今後の意思決定に役立てていきましょう。

◎ファイナンスが学べる場所
“ファイナンスラボ”がオススメです。
Twitterの“#会計クイズ”が無料で学べるコンテンツです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?