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Yahoo!とLINEのCFはどっち? #会計クイズ 2018年12月2日出題

待望のCFについての問題です。

では、問題

選択肢は、Yahoo!かLINE。

待望のCFについての問題。
何がどうなるとCFが増えて、減るのか。
CFのそもそもの考え方を知りたい方はこちら

では、それぞれの有価証券報告書から特徴を確認していきましょう。

気付いたこと

ヤフー

ソフトバンクグループの中でも有力なヤフーですが、ソフトバンクと一緒にお仕事をし出したのは2006年頃からだそうです。
創業当初から”情報検索サービスの提供”を行なっており、Yahoo!ゲーム、ヤフオク!等、今でも続くサービスを提供し続けていることが特徴です。
様々な会社を子会社化してきて、Yahoo!内で完結できるような多種多様なサービスを設計しており、直近では、ジャパンネット銀行を子会社化しております。

銀行を子会社化した影響はCFにも出るというのが本問題の趣旨ですが、やはりBSにも大きな影響を与えており、流動比率が変化したり(現金増のため)、自己資本比率が変化したり、と銀行の特徴が少し反映した形となっております。

中長期的には、ユニークなマルチビッグデータを活用し、様々なサービスと連携することでより使いやすいサービスの提供を目指しております。
また、昨今のプライバシーに関しては、ISMSを2004年から取得していることやそこかしこにリスクとしてのプライバシーの認識の記載があることから、危機意識が高いものと感じます。

LINE

もともとハンゲームからビジネスを開始した会社です。
親会社は韓国のNAVER社。
LINEのリリースは2011年6月。

事業ドメインのLINEビジネス・ポータルについて、下記図解を示しています。

中長期的にはスマートポータルを目指すようです。
去年発表のあったLINE銀行や信用スコア事業など、注目度が高まっていきます。

まとめ

今回調査した2社はITの有力企業で、初期のサービスから愛着のある方が多いと思います。

Yahoo!はトップページから様々な暮らしにまつわる情報が増えていたり、 LINEは今ではスマホで必須アプリとなっていたり、強力なプラットフォーム事業について知ることができてよかったです。

本家の回答

詳細の解説はこちら

上記の特徴でも述べた銀行の買収が大きなキーワードです。

参照(直近の有価証券報告書)

ヤフー
LINE

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