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専門家ボードのメンバーはどんな人?⑭(感染制御チーム 具 芳明先生)

こんにちは。東京iCDCの事務局です。
東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。
14回目は、感染制御チームの具 芳明(ぐ よしあき)先生です。

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―Q 最初に自己紹介をお願いします。

私は感染症を専門とする内科医です。
現在は国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンターに所属し、AMR(薬剤耐性:抗菌薬の効かない細菌)対策に取り組んでいます。なかでも広く医療従事者や市民の皆さまを対象とした教育啓発活動を主に担当しています。新型コロナウイルスが発生してからは、保健所など行政機関と協力しながら、クラスターが発生した医療機関の感染対策を支援してきました。
私は一般内科医として医師キャリアを開始し、診療所を含めた様々な医療現場で働いてきました。感染症を専門としてからは、その専門性を活かした診療に加え、教育活動や公衆衛生対策にも取り組んでいます。

―Q 次に先生の経歴を教えてください。

1997年 東京医科歯科大学医学部医学科卒業
1997年 佐久総合病院初期研修医、内科、総合診療科
2005年 静岡県立静岡がんセンター感染症科
2009年 国立感染症研究所実地疫学専門家養成コース(FETP-J)
2011年 東北大学大学院医学系研究科 感染症診療地域連携講座 助手
2014年 東北大学病院 総合感染症科 助手
2015年 東北大学病院 総合感染症科 講師
2017年~ 国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター 情報・教育支援室長

―Q 最後に都民の方へのメッセージをお願いします。

感染症をコントロールしていくためには、感染症や感染予防の知識が必須です。その知識を行動に移し実践していくのは決して簡単なことばかりではありません。わかりやすく応用しやすい形で感染対策の知識をお知らせするとともに、それを実践するために必要な環境づくりにも力を入れたいと考えています。新型コロナウイルスの流行が少しでも早く落ち着くよう、できることにひとつずつ取り組んでいきましょう。


お忙しい中、ご協力いただきました具先生ありがとうございました。

東京iCDCでは、今後も専門家ボードに参画いただいている先生方の紹介記事をnoteにて発信していきます。引き続き、東京iCDCの活動にご注目ください!

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