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専門家ボードのメンバーはどんな人?⑥(感染症診療チーム 永井 英明 先生)

iCDC(東京都公式)

東京i CDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。
6回目は、感染症診療チームの 永井 英明(ながい ひであき)先生です。

Q.自己紹介をお願いします。

A.私は呼吸器内科医として長年東京病院に勤務しています。当院は都内で最大規模の結核病棟を抱えており、私は結核患者さんを中心にたくさんの呼吸器感染症の患者さんをみてきました。HIV感染症に合併した結核患者さん、外国生まれの結核患者さん、各種基礎疾患のある結核患者さんなど特殊な状況の結核患者さんを多数診療してきました。呼吸器感染症だけでなく、さらに各種感染症についても視野を広げており、HIV感染症診療、大人のワクチン接種の推進なども行っています。当院は新型コロナウイルス感染症についても当然受け入れて対応しています。現在は新型コロナウイルス感染症が東京iCDCのメインテーマですが、他の感染症の対応も求められています。特に、海外からの就労者や留学生の増加とともに、結核患者の増加が予想されますし、東京オリンピックに伴う海外からの渡航者の感染症などの対応も必要になるでしょう。そのような際にも微力ながら貢献できれば思っています。

永井先生写真

≪経歴≫
1980年 東京医科歯科大学医学部卒業
1980年 東京医科歯科大学第一内科入局
1982年 佐久市立国保浅間総合病院内科
1984年 国立療養所(現:独立行政法人国立病院機構)東京病院呼吸器科
1993~1994年 厚生省HIV感染症研究者海外留学派遣により米国ウィスコンシン医科大学留学
1996年 呼吸器科医長
2008年 外来診療部長
2016年 呼吸器センター部長
2018年 臨床研究部長
2019年 統括診療部長
2020年 感染症科部長
東京都医師会感染症予防検討委員会委員、多摩府中保健所感染症協議会委員長、日本結核・非結核性抗酸菌症学会(理事、指導医)、日本内科学会(指導医)、日本呼吸器学会(指導医)、日本感染症学会(指導医、ICD)、日本呼吸器内視鏡学会(指導医)、日本エイズ学会(指導医)
2013年度 日本結核病学会「今村賞」受賞

Q.都民の方へのメッセージをお願いします。

A.新型コロナウイルス感染症は主に飛沫感染、接触感染で広がる疾患です。病院では万一感染者に遭遇してもよいように、マスク着用と手指衛生の徹底、必要とあらば目の防護を行っており、同じことを社会でも行っていただければ感染は広がらないと考えています。対策の中で最も大事なのはマスク着用による飛沫感染対策です。「マスク会食」など難しいと思うかもしれませんが、そのくらいの徹底が必要ですし、マスク着用の徹底ができれば相当の効果はあると考えています。最近では、若い人でも後遺症(代表的な症状は倦怠感と息切れ)に苦しみ、仕事もできなくなっている人がいます。重症化しやすい高齢者だけでなく、どの年代の人も新型コロナウイルス感染症には罹らないようにしましょう。


お忙しい中、ご協力いただきました永井先生ありがとうございました。
東京i CDCでは、今後も専門家ボードに参画いただいている先生方の紹介記事をnoteにて発信していきます。引き続き、東京i CDCの活動にご注目ください!

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