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専門家ボードのメンバーはどんな人?⑩(研究開発チーム 井元 清哉 先生)

iCDC(東京都公式)

東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。

10回目は、研究開発チームの井元 清哉(いもと せいや)先生です。

Q.自己紹介をお願いします。

A.東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターの井元清哉(いもとせいや)と申します。この度、東京iCDC専門家ボードの研究開発チームの一員に加えて頂きました。専門分野は、バイオインフォマティクス、データサイエンスです。学生時代は、純粋数学に憧れて数学科で学びました。大学院進学の際に統計学の面白さに目覚め、気がつけばスーパーコンピュータを用い健康医療のビッグデータ解析を仕事にしていました。めちゃくちゃ面白い(重要な)仕事だと思っています。
現在、ヒトゲノム解析、腸内フローラなど私たちに共生する微生物のゲノム解析、健康診断データから糖尿病や認知症などの疾患のリスク予測、がんゲノム医療の実践など多くの研究テーマに取り組んでいます。このような健康医療に関するデータサイエンスの研究テーマで成果をあげることが研究者としての責務ですが、その研究成果を社会へ還元し、健康社会を実現することを目指して日々活動しています。

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《経歴》

平成 8年 九州大学理学部数学科卒
平成11年 日本学術振興会 特別研究員(統計科学)
平成13年 九州大学大学院数理学研究科 博士(数理学)
平成13年 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター
      DNA情報解析分野 博士研究員
平成13年 同 助手
平成19年 同 助教授(4月より准教授)
平成26年 日仏先端科学(JFFoS)数学・情報学分野 PGM
平成27年 東京大学医科学研究所ヘルスインテリジェンスセンター
     健康医療データサイエンス分野 教授
平成28年 厚生労働省 医療統計参与
平成29年 ヘルスインテリジェンスセンター長
平成31年 東京大学総長補佐
令和 2年 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター
     健康医療インテリジェンス分野 教授
     ヒトゲノム解析センター長

Q.都民の方へのメッセージをお願いします。

A.新型コロナウイルス感染症に対して、データサイエンスの力を使ってシミュレーションを行い、さまざまな感染対策の効果を数学的に評価しています。その結果を用いて、感染拡大を起こす急所を見つけ、その急所に対して感染拡大を防ぐ画期的な方法の開発に繋げていくための研究を行っています。特に人があつまるイベントにおける感染リスクの評価に力を入れています。また、有効な検査体制の構築にもシミュレーションは使えます。新型コロナ感染の防止と共に、今後新型コロナ感染症から社会活動をどのように回復させていくかを、さまざまなシナリオについてシミュレーションによってあらかじめリスクを知ることでそのヒントを得ることが出来ると思います。


お忙しい中、ご協力いただきました井元先生ありがとうございました。

東京iCDCでは、今後も専門家ボードに参画いただいている先生方の紹介記事をnoteにて発信していきます。引き続き、東京iCDCの活動にご注目ください!



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