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金融理論で言うとミーハー活動は推し活より合理的。

どうも、東京ぐらふです。ミーハー活動を通じて世界の幸せの総量を増やしていきます。

推し活は生きるエネルギーになるが、消費するエネルギーも大きい

推し活全盛期の今日この頃なわけですが「尊すぎて辛い」など、半分冗談とは言え、心に負担をかけている方は少なからずいます。

推しは終わりなきレース

推しはなぜ疲れるか。それはゴールのないレースだからです。

推しのグッズは定期的に出てきますし、周りのファンも競ってコレクションしにいく。周りのファンが盛り上がると相対的に自分の位置が下がる。

有名人と自分の関係を維持するだけでも大変なのです。

ときには推しに裏切られることも

そして、ひとりの有名人を推す場合、その有名人自身の身の振る舞いによってまた心を疲れさせてしまいます。

不祥事だったり、突然の引退だったり。結婚という有名人本人の幸せの場面であってもファンからすると素直に喜べなかったりします。

ミーハーは一人に入れ込まない。だから素直に祝福できる。

ミーハーは会うことによって完結する

ミーハーは有名人に会うことそのものが目的になります。会うまでに相当な努力をするわけですが、直接会ってサインやツーショットをゲットできたら、その後は距離を置いて冷静に向き合うことができます。

他のミーハーやファンが自分よりもっと仲良くなってたりしても気になりません。自分が有名人と会ったという事実は永遠に残るからです。

複数の有名人を同時に追いかける

ミーハーは、好きな有名人が多数存在します。アスリート、文化人、経営者など。アスリートの中でもたくさんのスポーツがあります。

ミーハーは多くの選択肢があるので、例えば有名人の誰か一人が自分の期待と異なることをしてしまう(例えば不祥事)ことがあってもそこまで凹みません。

金融理論がベースとする「分散」

いま新NISAで金融への投資が注目されています。

トヨタの株をたくさん持っている、という方もいます。これは推し活に近い考え方。好きなものへの一点集中。自分の考えが的中すればいいのですが、個別や株の場合は一つの不祥事で10%以上値崩れすることがあります。

そんなに値段の幅があると毎日チェックしないと不安ですよね。そうやって心が疲れてきます。

投資の王道は「分散」です。一つのカゴに卵を入れすぎない、という格言があるくらいです。

一つの株ではなく、取引所全体の銘柄に小口分散して投資する投資信託が人気なのは、実は金融理論的に正しいからなのです。

ミーハー活動は小口分散

ミーハーの場合、たくさんの有名人を射程に入れつつと、一人一人にそれほど入れ込みません。これは小口分散が形成されていると言っていいでしょう。

推し活でちょっと疲れたなと思ったらミーハー活動にシフトして、小口分散してみるというのはいかがでしょうか?

それでは、よいミーハリングを!

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