毎日の娯楽は手軽に
ここ最近土日が忙しく、娯楽や自分の予定を土日に消化することが難しいので平日の夜に分けて行動してみることにした。本当は平日の夜も家でゆっくりしていたいところだが、なぜかその週は元気だったためほぼ毎日夜外に出ていた。
貸切映画館
見たいと言いながら後回しにしてしまっていた映画を見に、数駅先の映画館へ向かう。電車で15分程度で行ける映画館が周りには多く、映画好きとしてはとても助かっている。
夜の映画館だからなのか、簡素な街だからなのか分からないがこの日の映画は貸切だった。初めての貸切状態に興奮し、ポップコーンを買えばよかったと後悔しながら本編を待つ。月曜の夜から映画でエネルギーをチャージして、一週間分の英気を養う。
映画を終えて外に出ると、綺麗な景色が広がっていてなんだかクリスマスに戻ったようなワクワクを味わえた。
外食は寄り道
歩いて30分ほどかかる、少しだけ遠い業務スーパーでどうしても買いたいものがあったので、仕事終わりに向かうことにした。散歩が好きなので30分くらいどうってことないのだが、その日は少し面倒くさかったので、ついでに行く途中にある回転寿司に寄って夜ご飯を済ませることにした。
仕事終わりに外食のためにわざわざ外に出ることは少ないので、久々の外食だった。期間限定のネタは美味しかったし、めんどくさかった予定もおかげで楽しめた。
業務スーパーでどうしても買いたかったものは残念ながら売り切れていて、なんのために歩いたのか…と少しだけ気落ちもしたが「まあ美味しい寿司も食べれたしいいか」と思いながら家に帰る。
最後は美容室へ
今まで後回しにしていた予定を一週間で地道に消化していたので、そろそろ夜はゆっくり過ごしたいところだが、どうしても髪を切りたかったので急遽美容室を予約した。電車で2分、隣駅まで出ればたくさんの美容室があるため当日予約も簡単だった。
久しぶりの美容室で少し緊張したが、施術中に溜め込んでいた漫画を読んだりと、なんだかんだ自分の娯楽も消化できた。美容室に行くのはいつでもいい気分転換になる。
帰りにはせっかく隣駅まで来たので、成城石井に寄って少しだけいい買い物をすることにした。これで自分のメンテナンスもご褒美も済ませることができた。成城石井なんて、自分とは無縁だと思っていたが駅中にあるおかげで案外気軽に寄ることができる。この街に来てから給料日後はいつもお世話になっている。
人が多い場所は苦手だが、下町の雰囲気のおかげなのかこの街は人が溢れてても窮屈さを感じない。
謎の達成感
仕事終わりに遊び呆けていただけだが、予定を詰め込んだ一週間は謎の達成感で満たされていた。いつも仕事終わりは家でダラダラとしていることが多いが、予定も小分けにすればそんなに疲れないことを学んだ。むしろ「あれやらなきゃ、行かなきゃ」が無くなるのはとても気持ちのいいことだ。とはいえ、できるだけ都心には出たくないので、家の周りで完結できることがとてもありがたい。すっぴんでふらりと家を出てふらりと帰ってくる。平日にはちょうどいいお出かけだ。来週はどの映画を見に行こうか、本屋にも行きたいな、と新しい予定も浮かんできた。近くでできることが多いおかげで誘惑も多いが、そのおかげで充実した日々を過ごせている。
Written by HINA