ミドルインターバルの設定 タイムの考え方
北海道合宿も4日目に入りました。
今日のポイントとなるトレーニングで何を実施するか、昨晩話し合いました。
400mのインターバルや1000mのインターバル、2000m + 2000mなど様々な選択肢がありました。
トレーニングの目的は何か
合計走行距離と設定タイムから、選手が何を考えてそのメニューを提案しているのか伝わってきます。
合計走行距離が5000m付近であり、設定 タイムがレースペース付近であることから、現状の力を確認しながら強化したいということが伝わってきます。
一方で 私は合計走行距離はもう少し長めの8000m付近、設定タイムはもう少し遅めで行うことはどうかなということを思っていました。まだ 狙っていく記録会が10月くらいになりますので 中間走をゆとりを持って 押して行ける能力を上げていきたいと思っていました。
1000m×8(200mジョグ)
お互いに思ってることを伝え最終的に着地したのが1000m×8を200mのジョグで繋ぐという内容です。
最後に600mのジョグを加えると10000mになります!組み合わせは違いますが湯の丸高原で実施した 1000m毎の変化走の合計タイム との比較もできます。
ミドルインターバルの設定タイム
まず 8本 走りきれるということが 大前提です。
設定 タイムを上げすぎて 6本で終わってしまうということがないように気をつけて行きます。
まだレースまで期間があるのでペースにはゆとりを待たせ、負荷調整は繋ぎの200mジョグのスピードで行います。今回の場合 200mを60秒をベースとし、出来る限り詰めて走り、きつそうであれば70秒くらいまで落とします。
この時期にレストを長くしてペースを上げすぎると調子が上がるのが早くなります。まだ鍛錬期であり、強固な基礎を築いてい時期です。スピードはある程度速いけれども速すぎず、レストが短く、心拍のきつさを感じる練習を選びました。
実業団も陸上競技場でトレーニング
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