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ノーコードモバイル向けのUnifinityとWebデーターベースのkintoneを連携してみた

ノーコードモバイルアプリプラットフォーム(長いな)Unifinity(ユニフィニティー)とノーコードでWEBアプリを作成できるkintoneのサンプルアプリを作ってみました。
Unifinityはkintoneの2020年4月にパートナーとなりってます。
https://www.unifinity.co.jp/news/20200514/
kintoneは言わずと知れたメジャーなサービスなので説明は割愛です。
これでkintoneをネイティブアプリとして利用できる他、自社内にて業務アプリを作る幅が広がるわけです。

Unifinityとは

ノーコードでモバイルアプリを簡単に作成できるツールです。業務向けに特化しています。1ソース(1プロジェクト)でiOS、android、Windowsに対応しています。さらに、バージョンも気にせず動作するところが嬉しい限りです。作成したアプリはAppStoreやPlayStoreを利用せずに配信もできるところも業務向けアプリとしては優位性があります。ただし、正直、コンシューマー利用のアプリを作成するのには向いていません。
https://www.unifinity.co.jp/

サンプルアプリ

サンプルアプリの説明

このサンプルはキントーンのAPIを利用し、キントーンの1アプリへデータ登録検索を行うものです。
アプリとして細かい制御(バリデートチェックなど)はおこなっていません。
また、作成はどちらも簡単な内容ですし、1時間程度でできています。

事前準備① kintoneの設定

kintoneのアプリを作成します。
以下の内容をメモしておきます。
・サブドメイン
・アプリ番号
・各項目のフィールドコード
このあたりはkintoneのヘルプページを参照してください。

事前準備② Unifinityのサンプルアプリの共通設定

上記のzipファイルを解凍し、Unifnitystudioから開いてください。
その後、画面上部のプロパティ>グローバル変数より以下のように設定してください。
変数名:kintone_subdomainの初期値に kintoneのサブドメイン
変数名:kintone_ap_id_cの初期値に kintoneのアプリ番号

グローバル変数設定

事前準備③ Unifinityのサンプルアプリの登録処理

続いてUnifinityの処理の一部を変更します。
サンプルでは5つの項目データを送信しています。
参考までにkintoneの画面をご覧ください。

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ここではそれぞれの項目のフィールドコードを以下のように設定をしています。
顧客ID ⇒ c_id
顧客名 ⇒ k_cus
カナ ⇒ kana
顧客住所 ⇒ k_adress
担当者ID ⇒ s_id
Unifinityの処理を選択し処理名顧客登録を選択してください。

顧客登録

処理の説明を行います。
3行目から7行目は画面のテキストボックスに入力した値を取得しています。
11行目から21行目は送信するためのJsonファイルを生成しています。
18行目をご自身のkintoneアプリに沿ってフィールドコードを変更してください。
24行目から29行目まではヘッダーなどを作成しています。
31行目でkintoneのAPIを呼び出してデータを送信しています。

事前準備④ Unifinityのサンプルアプリの検索処理

続いて検索処理の変更をします。
処理の顧客検索を選択してください。

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検索処理を簡単に説明します。
15行目までは検索するためのURLやクエリー条件を作成しています。
17行目でkintoneのAPIへリクエストを送っています。
それ以降はレスポンスのJsonを分解し、データベースへ登録してます。
登録処理同様に以下の部分をご自身のフィールドコードに合わせて変更してください。
31行目、34行目、37行目、40行目、43行目
以上が事前準備です。

動作確認

まず、アプリを立ち上げた画面にkintoneのログインIDとパスワードを入力し、登録をタップしてください。
これでkintoneのAPIを呼び出す認証を作成します。
なお、ここではエラーチェックは入れていません。
その後、登録、検索を実行してみてください。

おまけ

一番右側の「位置情報」はおまけです。
UnifinityはしっかりGPS情報も取得できます。

上記のサンプルを試してみたい方は以下のURLよりトライアルが行えます。
メールアドレスと任意のパスワードのみですぐにトライアルできます。
https://www.unifinity.co.jp/newtrial/

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