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ぼく史上最高のアニメ「コードギアス」を見て

ちょっと路線とは外れるが、今回はアニメの感想。

みなさんは「コードギアス」をご存じだろうか。
アニメ好きの人からすれば定番だが、世間的な認知はそこまでない気がする。
だが、見ていない人は見た方がいい。
間違いなく最高のアニメであると断言できる。

面白さを分析していくといろいろある。主人公ルルーシュの圧倒的頭脳と最強の力「ギアス」によって、強大な力を持つ国に立ち向かっていくところやかっこいいロボット同士の戦いなど、、、

だが、今回は面白さについてではなく、ぼくが見て感じた「コードギアス」が伝えたいテーマについて話そうと思う。

たくさんの人が死んだり、ルルーシュの卑劣ともいう策略が横行したりして結構暗いイメージのある「コードギアス」だが、伝えたいテーマは実は明るいものだと感じた。

では順に解説していく。


- 兄弟愛
ルルーシュの行動指針は常に一貫しており、それは妹ナナリーのためである。
ナナリーの望む優しい世界を作るという使命のもと、数多もの戦いを行なってきた。一見汚い手を使ってでも勝とうとするルルーシュの行動に腹立たしさを覚えた視聴者もいたかもしれない。

しかし、すべては妹を守りたいという思いによるものだ。そう考えるとルルーシュに対する感情も変わってくる。

そして、最終的には自分が全ての憎しみを背負って優しい世界を作り上げた。自分の命と引き換えに妹のために平和な世界を実現した。


 かなり壮大な物語だが、すべてはルルーシュとナナリーという兄弟愛を軸とした物語なのだ。



- 平和
ルルーシュとナナリーは敵国であるエリア11に送り込まれてしまった。
いつ殺されるか分からない生活から逃れるためにルルーシュは戦うことを選ぶ。平和で安心してナナリーが生きられる世界。このためにルルーシュは戦う。

現実でも国同士の戦争や宗教的な争いが横行している。みな平和を望んでいる。「コードギアス」に引き込まれるのは、そんな平和を扱った物語だからかもしれない。


- 未来
ルルーシュは未来を欲しがった。過去に縛られず、今を生きるのではなく、平和で優しい明日を望んだ。
人は皆未来が良くなると望んで生きている。そんな希望を見せてくれる、そして皆の心の声を代弁するルルーシュの言葉が人々を惹きつけたのではないだろうか。


まとめ
こうやって振り返ってみると、コードギアスは暗そうなイメージだが実は明るいテーマであることがわかる。一見悪に見えるものでも、悪には悪なりの正義のために戦っているのだ。

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