【プレビュー】アウェイ・レノファ山口FC戦に向けて
8月31日(土)に当初予定されていた第29節の清水エスパルス戦は、台風10号の影響により、8月29日(木)に中止が決まった。20周年記念試合の第2戦、そしてクラブ史上初のOBマッチの開催などを予定していただけに、楽しみにしていたファン・サポーターにとっても残念な出来事であった。
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トップチームは、台風が接近している期間は安全に配慮して8月29日(金)・30日(土)の2日間トレーニングをおこない、8月31日(土)・9月1日(日)はオフに変更となった。森昂大選手は「とても残念ですが、ポジティブに捉えていくしかないですし、しっかりとレノファ山口FCに向けて準備を進めていきたいです。まずは結果で示したい」と語っていた。
9月7日(土)レノファ山口FC戦に向けては、9月2日(月)から練習を開始。中日の9月4日(水)にオフを挟み、4日間のトレーニングで準備を進めた。
現在、山口は勝ち点47でプレーオフ出場圏内の6位。ヴォルティスは1試合、試合消化数が少ないが勝ち点は11ポイントの差がある。一つの指標になる相手に対して、もちろん狙うは勝ち点3。
山口はヘナン選手、佐藤選手が出場停止。そこを念頭に置きつつも増田監督は「メンバーを変えてもやることは変えてこないと思いますしチームのオーガナイズをしっかり出してくると思います」と分析しつつ、相手のストロングポイントであるアグレッシブな守備からの素早い攻撃に警戒した。横浜FC戦での失点を教訓とし、トレーニングから改善を目指していた。
山口とは第5節にホームで対戦。2点を先制された81分にオウンゴールで1点返し1-2でタイムアップ。雪辱を果たしたい相手だ。
今週、内田 航平選手と西野 太陽選手の負傷が発表された。その中でも、9月5日(木)には柳澤 亘選手が約4か月ぶりに全体練習に部分合流した。リーグ終盤戦に向けて「試合に出場してチームの力になりたい」と柳澤選手は意気込む。頼もしい選手が帰ってくる。
「山口戦に勝つために準備をしてきました」(柿谷 曜一朗選手)
今週の練習後の取材では、どの選手も「勝つしかない」といった言葉を口にした。上を目指すために、まずは目の前の一戦にすべてをかける。その積み重ねで、未来を切り拓こう。
レノファ山口FC戦は、ヴォルティスにとっては今シーズン最後のPRIDE OF 中四国です。当日はヴォルタくんの来場や徳島県PRブースが出展されます。
スタジアムで観戦の方は、中四国のプライドをかける熱い戦いを盛り上げましょう。また、DAZNなど、それぞれのスタイルで共に戦ってください!全員で勝ち点3を掴み取りましょう!