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【プレビュー】第11節藤枝戦に向けて

前節の長崎戦、開始早々に2失点をすると、その後も失点を重ねてしまう。攻撃陣は試合終了間際にショートカウンターで、ブラウン ノア 賢信選手のポストプレーから最後は渡 大生選手が右足を振り切り、ゴールに沈めて一点を返した。1-6という悔しい結果に終わった。


「毎日の取り組みが絶対出ると思っています。一瞬一瞬でどれだけサッカーに対して真摯に向き合えるかということをやっていなかくてはいけないですし、やるべきだと思っています。そこは変わらずやり続けながら、個人としては得点を取ることだと思うので、そこをしっかり重ねていきたいと思います」(渡選手)

藤枝戦に向けて、火曜日から4日間で準備を進めた。今週の初日の練習前のミーティングでは、選手たちに「失点シーンなど)見たくない映像があっても目を背けていたら前に進めないからしっかりと向き合おう」と伝えたという。

長崎の反省を踏まえて、今週は対人系のメニューや藤枝対策などのメニューをおこなった。球際などのバトルの部分にもフォーカスした。
今節の相手・藤枝は勝ち点8の18位。ヴォルティスとの勝ち点の差は3で、得失点差を考慮すると、勝利で順位を入れ替えることができる。
その藤枝に対して増田監督は「アグレッシブにハードワークして全員が同じ絵を描いてフットボールをしているなという印象」があるとしつつも、「相手のことよりもまず自分達がどう攻撃してどう守備するのか突き詰めていかないとその先も無いと思っています」とベクトルを自分たちに向けた。

長崎戦後の光景—。
「遠い長崎まで来てもらっているのに、あのようなゲームを見せてしまったサポーターに申し訳なさと同時に、挨拶に行ったとき、手を叩いて鼓舞してくれる人が多く目に入りました。自分たちが見せてしまったものと、応援してくれる人の差に、自分の中でくるものがありました。千葉戦でも直接見れてはいないですが、試合前に肩を組んで応援してくれたことも聞きました。サポーターたちが、どんな状況であったとしても”自分たちにできることはなんだろう”と思ってくれていると感じました。でもそれに対してゲームで見せられていないと思います。だからこそ、自分たちがしっかりと変えられるようにピッチで結果を出さないといけないと思いました」(田向選手)

どんな時も応援してくれる人たちのためにも、勝利を掴んで徳島に帰ってこよう。

アウェイの地となりますが、スタジアムやDAZNなどで応援よろしくお願いします。