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ドラフト直前!注目選手まとめ野手編

 後期リーグ戦で優勝を果たしたチームの次なる目標は10年連続ドラフト指名だ。野手ではタイトルを獲得した井上絢登、茶野篤政両選手に加えスピードースターとして可能性を示した日隈モンテル選手に注目!リーグ戦で光るものを見せた選手たちの魅力を紹介する。


リードオフマンとして才能を開花
茶野篤政

 首位打者を獲得した茶野は出塁率もリーグ2位とリードオフマンとしての才能を開花。それに加え、広角に打ち分ける打撃センスも持ち合わせている。実際に今季放った56本中内野安打を抜くと右方向へ15本、センターへ21本、左方向にも11本とセンターを中心にヒットを量産。逆方向へも逆らわずヒットに出来る打撃力は大きな強みだ。

 また盗塁も37個まで積み上げ2位を記録。思い切りの良さと類まれな走塁センスを持ち、5/31のソフトバンク戦では投手のモーションを完璧に盗む3盗も決めた。打つだけでなく足でも魅せた茶野は常にガッツあふれるプレーでNPB入りを目指しアピールを続けている。


2桁HR&2桁盗塁 走攻守で存在感
井上絢登

 井上の最大の持ち味は球団記録を塗り替えるシーズン13HRを放った圧倒的なパワー。豪快なフルスイングから放たれる放物線は魅力的だ。シーズン62安打のうち26本の長打とシーズンの半数近く長打を放った。リーグ2位の長打率.464からもわかるように四国IL屈指の大砲候補としてアピールを続けている。 

 井上は打撃だけでなく守備走塁でもチームに貢献した。盗塁数はチーム4位の12個を記録し、リーグ唯一の2桁HR&2桁盗塁を達成。守備でも肩の強さを発揮し、投手を助ける好プレーを見せた。走攻守どれをとってもチームに貢献できる貴重な存在だ。


野手転向で魅せたスピードスター
日隈モンテル

 後期から野手に転向したモンテルは圧倒的なスピードでインパクトを残す活躍を見せた。7/22の愛媛MP戦のバントヒットでは右打者ながら一塁到達3.67秒を記録。これはロッテ和田康士朗選手、ソフトバンク周東右京選手らNPBを代表する俊足の選手をも上回る速さ。積極的な走塁と自慢のスピードでアピールを続けている。

 またモンテルは持ち前のスピードで守備範囲も広く、意外性のあるパンチ力も持ち合わせる。生まれ持った高い身体能力をいかんなく発揮し、後期から野手転向とは思えないほどのインパクトを残した。昨年横浜に指名を受けた村川凪選手に続くスピードスターとしてNPB入りが期待されている。

 

 運命のドラフト会議まであと2週間を切った。選手たちも夢のNPB入りに向け、シーズンを通してアピールを続けてきた。10年連続ドラフト指名の歴史をつなぐことが出来るのか。今年も徳島ISのYouTubeチャンネルで完全生中継。指名の瞬間を見逃すな!

<文・構成・データ分析>
徳島インディゴソックスインターン生 塩澤風太

今シーズンも応援ありがとうございました!
次なる目標は10年連続ドラフト指名!
当日はインディゴソックスのチャンネルへ!
「感喜」の瞬間をともに見届けよう!!

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