Facebookが大学生SNSからはじまった歴史を考えると、学生SNSのDttoが気になる
いやー、また新しいSNSか、と思ってしまう人も多いかもしれませんが。
このDttoは面白そうですね。
クラブハウスで日経クロストレンドの森岡さんが教えてくれてからちょっとウォッチしてるんですが。
とても興味深いです。
本格的に利用するのには大学生の学生証が必要なので、細かい所までは確認してませんし、現在のところはあまり多くの大学は登録されてないみたいですが。
掲示板の盛り上がりを見ていると、日本でも学生に人気のサービスになりそうなポテンシャルは感じます。
サービス自体は匿名なんですけど、コメントは凄い優しい感じなんですよね。
結局、ツイッターでも匿名で罵倒コメントを書いてるのは、若者ではなくてネットの匿名掲示板文化に慣れてしまった40代以上なんじゃないか説を改めて裏付けられた気がします。
大学限定の学生SNSというと、社会人の方からすると自分には関係ないと思う方も多かもしれませんが。
あのFacebookも、もともとは特定のアメリカの大学でしか使えないSNSからはじまってますからね。
台湾での普及率を考えると、そのバイラル性は証明済みなので、日本でもひょっとするとひょっとする気はします。
個人的に面白いなと思うのは、もともと匿名のインターネットの文化に、実名が大事だとFacebookが登場して世界を席巻したのに対して、そのFacebookの世界に反抗する形で匿名前提のSNSであるDttoが人気を集めるというネットのサイクル。
私の世代の人はDttoの掲示板を見るとmixiのコミュニティを思い出す人が多い気もします。
結局、人間には両方が必要だということになるのか、システムの分散と集中のトレンドみたいに波があるという話なのか。
Dttoの今後に注目したいです。
追伸:ちなみに日経クロストレンド記事によると企業とのコラボ商品とかもやってるそうなので、日本企業の方も注目した方がよいかも。
台湾の大学生9割が使うSNSが上陸 匿名掲示板がなぜブレイク?:日経クロストレンド(この記事は2021年6月17日 23:57まで無料で読めます)
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