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「ドラゴンボールテーマパーク」は、サウジアラビアのゲームとeスポーツ専門地区「キディヤシティ」の目玉になる模様。

これ、日本人としてはどうしても複雑な気持ちになるニュースですよね。

サウジアラビアの「キディヤ(Qiddiya)」というのが、国が進める巨大なプロジェクトの一つらしく、その一環で「キディヤシティ」という遊びに特化した都市が首都リヤドから車で約40分に位置する地区で開発されてるらしいのですが。

ドラゴンボール・テーマパークはその目玉の一つとしてキディヤと東映が開発をすることになるようです。

正直、日本人としては、ドラゴンボールのテーマパーク作るなら、ジブリパークの表に先ず日本で作って輸出してほしいなと思ってしまうんですが。

動画の開発規模とか見てる限り、これはサウジのオイルマネージャないと作れないレベルの規模になっていそうです。

しかも、この「キディヤシティ」に建設されるの、この「ドラゴンボールテーマパーク」だけじゃないんですよ。

「キディヤシティ」は世界で最初「ゲーミング&eスポーツ地区」として開発中の都市らしく、「50万平方メートル 以上の広さを誇り(中略)2,000戸を超えるテーマ別の住宅や、700室を超えるホテルも建設され、ゲーマーだけではなく幅広い層の人々が住み、働き、遊ぶ場所となる。」んだとか。

総投資額は80億ドルと報道されてますから凄いです。
80億ドルって1.2兆円とかですからね、規模が違いすぎます。
(ちなみにジブリパークが500億円ぐらいなので、20倍以上。大騒ぎしている大阪万博が2350億円なので、その5倍以上)

さらに、「eスポーツアリーナとして最大の5,300席を収容する世界でもトップ3に入る規模のeスポーツ会場を含む4つのeスポーツ大会専用会場と周辺施設により、(中略)最大収容可能人数は、同地区全体で7万3000人となる。」規模のエリアになるようです。

それだけじゃなく、世界最大のジェットコースターとか、F1が可能なコースとか、巨大なプールとか、400以上のアトラクションを建設するんだとか。

まぁ、要はラスベガス一帯とか、フロリダのディズニーワールドリゾート一帯に近しいというか、それ以上の規模の施設を、一撃でゼロから作り上げようという壮大なプロジェクトのようです。

その目玉の一つとして「ドラゴンボールテーマパーク」を建設してくれるわけですから、日本人としてもドラゴンボールファンとしても、素直に喜ぶべき出来事なんだと思われます。

サウジアラビアって2019年まで観光客の受け入れしていなかった国ですからね。
サウジアラビアのムハンマド皇太子が、アニメ好きらしく、これまでの娯楽に厳しい姿勢から一気に転換を図っているようです。

鳥山明先生がプロデューサーとしてコミットできないことだけが、唯一残念なポイントではあるのですが、東映が鳥山明先生の代わりに目を光らせて、素晴らしいテーマパークを作り上げてくれることを期待したいと思います。

(東映のウェブサイトにメディア向けに配布されている資料が掲載されていないどころか、リリースすら掲載されていない点がちょっと気にはなるんですが・・・サウジ向けの発表を優先したということでしょうか。)

いずれにしても、いつか行ってみたいですねぇ・・・

なお、今日の雑談部屋「ミライカフェ」は13時開始です。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。


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