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コカコーラが生成AIを使って実施したキャンペーンが素晴らしいので、日本企業も参考にして欲しい。

いやー、やっぱりコカコーラはこういうチャレンジ本当に早いですよね。

コカコーラが「DALL-E」という画像生成AIと「GPT-4」という言語AIを組み合わせて、コカコーラのAIアートをユーザーに生成してもらうためのツールを公開していたようです。

残念ながらもうサイトの利用期間は終わってしまっているので、その実際の機能を使うことはできないのですが、動画を見て頂くとイメージが分かるかなと思います。

従来だとコカコーラの商品広告を作ろうと思うと、それなりの技術なり才能が必要だったわけですが。

今なら画像生成AIにお願いすればそれなりの質の画像を誰でもつくることができるんですよね。
通常なら画像生成AIに表示される商品は、なんとなくそれっぽい商品でしかないのですが、コカコーラはあえて自社の商品画像を提供することで、明確にコカコーラの商品が映り込んだ画像を生成できるというのがポイント。

そこにGPT-4を使えばキャッチコピーも考えてもらえるというわけです。

当然、変な画像がつくられてしまうリスクもあったはずですが、そこを乗り越えて挑戦するのがコカコーラらしいですよね。

サイトが公開されたのは記事を読む限りは3月21日で、終了が3月31日という感じなので、かなり短い期間の実験だったようですが。

サイトを見に行くと、たくさんの画像が生成されてアップされていたことが分かります。

このうちの画像の一部が、ニューヨークのタイムズスクエアと、ロンドンのピカデリーサーカスに表示される予定だと言うから凄いです。
東京でもやって欲しいですが、表示するなら渋谷か新宿でしょうか。

日本の大企業の担当者の方々は、どうしてもこういう新しい技術が出てくると「リスクは何か」というところから議論を始めるイメージが強いですが。
それはそれで大事だと思うものも、こうやって可能性を早期に試すことも大事なんじゃないかなと思う次第です。

なお、水曜日21時のツイッタースペース「ミライカフェ」では、このあたりの話も雑談できればと思っています。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。


ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。