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企業はそもそも「オウンドメディア」を何のために使うべきなのだろう? #オウンドメディアカンファレンス

10月27日(木)に開催する「オウンドメディアカンファレンス」
今回は、日本におけるオウンドメディアの位置づけや目標を再定義したいなと思い、様々な方にご協力いただいて半日のイベントを開催します。

まずは一つ一つのセッションの背景やテーマをご紹介していきたいと思います。

一つ目のセッションはオープニングをかざるこちら。

タイトル通り、あらためて「オウンドメディアを企業は何のために使うべきか?」というテーマを、テクノコアの鷹木さんと振り返らせていただきます。

鷹木さんは、「オウンドメディアのつくりかた」という書籍を2017年に出版された方なので、5年前当時に見えていた企業によるオウンドメディアの可能性と課題について聞いてみたいなと思った次第です。

5年前から「オウンドメディア」という手法自体は、ブームになり、オワコンと呼ばれ、また再度見直され、と浮き沈みの激しい経緯を経ているわけですが。

私個人は、本来の「オウンドメディア」って、ブームになるような手法ではなくて、あくまで企業のポートフォリオの一つだと思っています。
そもそも企業のウェブサイトもオウンドメディアですし、SNS公式アカウントもオウンドメディアだと考えると、オウンドメディアはやるかどうかという議論をする対象ではなく、どれをどう組み合わせて使うかという議論をする対象なのではないかと思っている次第です。

ただ、一時期ブームになった『オウンドメディア』は、企業が自らメディア的なサイトを作れば広告費が効率化できる、という間違った認識によって流行ってしまった印象が強いんですよね。

インターネットが登場してから、商業メディアの方々は、どこも無料の情報との戦いに苦しんでいて、質の高いメディア自体が継続できるかどうかが不安視されているにもかかわらず。
なぜ、企業は自分で簡単に『オウンドメディア』を簡単に立ち上げて成功できると思ってしまったのか、本当に謎だなと思ってしまったり。

一方で、鷹木さんご自身は、テクノコアという会社を起業し、「テクノエッジ」というメディアをIttousaiさんと一緒に立ち上げるという形で、その大変なメディア運営の世界に再び身を投じておられるんですよね。

イベント当日は、そんなメディアの良いところも大変なところをよくご存じの鷹木さんに、私の疑問をいろいろぶつけてこの5年間の「オウンドメディア」を振り返ってみたいと思います。

タイミングが合う方は是非ご参加下さい。


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