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食べログの評価ブラックボックス問題は、Rettyの人気が出れば変わるのか?

いやー、食べログ訴訟の結果は本当にビックリでしたよね。

なんか、個人的には食べログって、勝手に口コミまとめてるグルメサイトだから、飲食店からすると使うか使わないかは自由だし、別に従来のグルメサイトが無い時代を考えれば、グルメサイト経由のお客さんは+α的な位置づけかなと思ってたので、独占禁止法違反にあたるというのは、しばらく理解ができませんでした。

よくよく聞くと、食べログと契約していたチェーン店らしいので、食べログが市場を独占していると言うよりはあくまで「優越的地位の乱用」にあたるということらしいのですが。
納得いかないなら契約やめれば良いのに、と思ってしまうのは私が飲食店の素人だからなのかな、それぐらい食べログの影響力が大きいと言うことなんでしょうか。と悶々としてたんですが。

今回の記事で、数字を見て興味深かったのがこのRettyと食べログの比較の部分。

Rettyの月間の利用者数は4800万人(2019年5月時点)で、ネット予約などができる有料サービス契約は8382店舗(2022年9月期第2四半期)。
一方で業界最大手サービスの食べログの月間の利用者数は1億1580万人(2021年3月時点)、ネット予約なども含む有料サービス契約は6万4200店舗(2022年3月期決算)

私自身はRetty派で、食べログはほとんど使わないのですが、やはり数字を見ると倍以上ですから圧倒的ですね。
利用者数以上に、有料契約の店舗数は8倍近いですし。

これを見ちゃうと、飲食店からすると食べログの存在感が大きすぎるというのは理解できます。


で、ここで個人的に気になるのが、記事のテーマにもなっている、Rettyの人気が伸びれば現在の食べログ一強で生まれている食べログアルゴリズム問題は解消するのかどうか。

個人的にRettyが気に入っているのは、飲食店を店数で評価するのではなくて、自分がフォローしている人が推してるかどうかを重視してる所なんですよね。

さらにRettyって基本的に飲食店の評価が、「めっちゃ良い」か「良い」か「普通」の三段階しかできない上に、平均以上の選択肢しか存在しないというのがポイントだと思っていて。

食べログだと嫌がらせで「1」というネガティブな投稿をして平均を下げるという行為ができちゃうんですけど、Rettyは「普通」をたくさん投稿しても、おそらく「めっちゃ良い」が多い店の評価は下がらない気がするんですよね。
細かい所は知りませんが。

もちろん、食べログ訴訟も控訴されていて高裁や最高裁でどうなるか分からないですし、食べログ側が姿勢を変えてくる可能性もあるんですけど。

やっぱり、2つぐらいのサイトがバランス良く競ってくれると、こういう飲食店にとっての難しい状況が少しは改善されたりするのかなと思うので、皆さんも是非Retty使ってみて下さい。

地道に使いつづけている私のアカウントはこちらです(笑)


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