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百万石まつりの撮影禁止騒動で考える、公共の場での「肖像権」の在り方

これ、本当に残念な騒動ですよね。

百万石まつりで、運営側が強硬に撮影禁止を観客に強いた結果、その裏側が曝露されてしまって栗山千明さんが謝罪する羽目になるという。

週刊誌の報道によると、栗山さんの事務所側がかなり厳しく撮影禁止を要求してきたとのことです。
まぁ、事務所側は事務所側でタレントの権利を守るためにマジメに仕事してただけと言うことではあると思うんですが、パブリックな場所でのイベントで撮影禁止を徹底するのが難しいと事務所側も主催者側も判断できなかったのが実に残念ですよね。

記事にある竹中さんの事務所の太っ腹ぶりが逆に印象に残ります。

「今回の『百万石まつり』においては、竹中に関するSNS上での写真や動画の使用はまったく問題ございません。観客の方が大勢いらっしゃるああいったイベントでは、撮影は止めようもないと思いますので」(竹中の所属事務所)

もはや1人1人がスマホで写真はもちろん動画も撮影できてしまう時代に、日本はかたくなに「肖像権」を守ろうとする芸能事務所がまだまだ多いんですが、そろそろ時代に合わせて考え方を変えた方が良い気がするんですよね。

現実問題として、そこをおおらかに対応しているBTSやBE:FIRSTのようなアーティストが躍進しているわけで。

記事が本当かどうか分かりませんが、こんな風に無理矢理肖像権を守ろうとして、結果的にその権利者であるタレントが謝罪する羽目になるとか、本当に本末転倒で残念としかいいようがないです。

でも、日本人ってルールが決まっていると変えようとするよりは、それをとにかく守ろうとするエネルギーの方が強いというのが、ネット選挙解禁の時にも感じたことなんですが。
今回も事務所も主催者も、とにかく権利を守るとマジメにやってた結果ですよね。

本来はあくまで権利は権利であって、竹中さんのように放棄することができるはずなんですが・・・

今回の騒動をきっかけに、公共の場での撮影禁止の努力が減ることを期待したいです。


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