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スターバックスのNFTビジネス参入というニュースは、案外笑い話じゃ無い気がする

いやー、こう来ますか。

スターバックスとNFTビジネスって、一見コーヒーチェーンがなんでまた?と思う方は多いとは思うんですが。

スターバックスの現在のポジションとか、もともとスターバックスがコーヒーよりも「サードプレイス」という軸を大事にしていたこととかを考えると、個人的にはアリだと思います。

この発表はあくまで従業員向けのものだったのを、More Perfect Unionと言うメディアの記者がすっぱ抜いてしまったもののようですが。

彼のツイート自体を誰も信じてくれなかったようで、動画のソースまでアップしてくれてます。

実際にハワードシュルツがどういうNFTビジネスのイメージを持っているのかはこの動画からは計り知れないですが。

個人的には、スターバックスぐらいのファンがいるブランドであれば、NFTによってファンとのコミュニケーションの形を変えたり、パートナーと呼ばれる従業員へのリターンの形を変えたりみたいなことは十分あり得る気はします。

もしかしたら、案外単純にスターバックスがNFTマーケットに参入するという話なのかもしれませんが、いずれにしても自らはデジタルネイティブではないと名言しつつも、こうした新しい分野を積極的に取り入れようとするハワードシュルツは流石だなと思ったりします。

なにしろ、ハワードシュルツは以前にも1度CEOを退いて戻ってきたときにも、スターバックスのソーシャルメディア活用を加速させて、アイデア募集サイトを立ち上げたりとか改革を押し進めた実績があるんですよね。
(詳細は書籍「スターバックス再生物語」が詳しいです)

今回も、あえてNFTという現在のスターバックスのスタッフが全く気にしていなかった分野をとりあげることによって、スタッフの意識を変えようとしているのだろうなという気もします。

今はまだスターバックスがNFTというと荒唐無稽に聞こえるかもしれませんが、ハワードシュルツのことなので、結構スジの良い使い方をしてくるのではないかと期待したいと思います。


追伸:
ちなみに、yomoyomoさんに教えて頂いたのですが、実はスターバックスは既に顧客から無利子で16億ドルを借りてる銀行でもあるんだとか。
この辺とつなげる選択肢もある気がしてきました。


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