ソニーのモーションキャプチャー端末「mocopi」のアプローチが面白すぎる。
いやー、これすごいですよね。
正直、PS-VR2の手堅いアプローチに少し肩透かしを食らっていたんですが。
この「mocopi」の攻めっぷりには、往年のソニーらしさを感じてしまってちょっと感動してしまいました。
「mocopi」はモバイルモーションキャプチャと銘打たれているんですが、VTuberとかメタバース利用時に全身の動きをデジタル空間上に再現するためのデバイスです。
モーションキャプチャと言われると、3DCGの映画を作るときの全身に丸いぽっちみたいなのをつけてカメラで撮影する構造を想像してしまう世代なんですが。
この「mocopi」は加速度センサーを使っているそうなので、このmocopiが外から見えなくてもスマホアプリでフルトラッキングできるんだとか。
どちらかというと任天堂スイッチっぽいアプローチですよね。
MoguLiveのレビュー記事を読む限り、装着感もそんなになく、大きめの服の中につけてしまえば、外でも使えるんじゃないかとのこと。
これならVRChatで、全身の動きをコントローラー持たずに表現できてしまうわけです。
しかも、Meta Quest 2単体でVR Chatにフルトラッキングで入ることができるという。
まぁ、私はVRChatはどうしても酔うのであまり恩恵得られないんですが。
ワイヤレスVRゴーグルのMeta Quest 2で、このフルトラッキングが実現できるのはめっちゃ可能性感じますよね。
今のMeta Quest 2だと、上半身を使ったゲームしかなかなか再現できませんが、このmocopiみたいなデバイスが普及してくると、全身を使ったダンスとか、キックボクシングみたいなゲームもできるようになるはず。
もちろん、49500円だそうですし、今のところは全身の動きを見せたいVTuberが、フルトラでVRメタバース空間に没入したい人というかなり狭いターゲットの商品にはなるんですが、いろいろ可能性を感じる商品なのは間違いありません。
さすがに我が家でこれを購入しても妻にドン引きされるだけなので買わないですが、連動したゲームとか出たら買いたいですねぇ・・・
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