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けんすうさんがmarimoで試しているNFT1.0からNFT2.0への進化の実験が面白い

これはさすが、けんすうさん、というプロジェクトですよね。

初心者向けNFTプロジェクトの「marimo」。

まりもという認知度が高いキャラを使ったことで、何が起こるかは想像しやすいですし、値段設定もNFTの中では安いので試しに買いやすい印象は強いです。

まぁ、初心者向けとは言え、水やりにガス代がかかってしまうので、お金を払って育てゲーをやりたい人限定ではありますが。
ハードルは低いです。

しかも、水やりを他の人に頼むことができるとかも、けんすうさんらしい仕組みだなと思ったり。

私自身は一応買ってみたものの、水やりもせず、水やりを頼むこともせずに水をドンドン濁らせてしまって終わりそうな気もしますが、それはそれで本物のマリモでも同じことをしてしまったので、私らしい気もします(笑)


ちなみに、個人的に上記の記事で特に印象的だったのは、けんすうさんの中でNFTの利用シーンがある程度固まりつつあるところ。
記事中では「IP創出」「ユーティリティ」「ゲーム」の3つの領域をあげています。

けんすうさんが「NFT1.0」と定義している現在のNFTって、やっぱりNFT自体が値上がりすることを期待して買っている人が多い印象なんですよね。
もちろん、そうじゃないものもあるんですけど、いろいろ説明されたあとに「さらにNFTを転売して値上がり益で儲かることもありえます」という説明がついてくると、やっぱり身構えてしまう自分がいたりします。

けんすうさんが言っているように、おそらくNFTも現在の「NFT1.0」のフェーズを抜けて「NFT2.0」として、NFT自体にコミュニティのメンバーズカードとかゲーム内アイテムとかの役割が存在していて、譲渡しなくても満足なんだけど譲渡も可能、というところにいって初めて真価が見えてくるのかなと思います。

個人的にも、けんすうさんが言っているように「NFTの画期的なところは『所有という虚構』を信じられるようになったこと」だと思うんですよね。

虚構については、けんすうさんがnoteにも書かれてるのでこちらも読んでいただければと思いますが。

実際問題、現実社会における「所有」というのも、盗まれたり無くしたり、古くなって壊れたりしたら、なくなってしまうわけで。

案外、未来の世代はアナログよりデジタルの方が所有感がある未来というのはありえるんじゃないかなと想像してます。


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