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Number_iがZ世代のメンズトレンド大賞で2位に入っていることの意味は、大きい気がします。

これ、ちょっとビックリしたのは私だけでしょうか。

毎年注目しているSHIBUYA109 labのトレンド大賞なんですが。
実はもともとの女性を対象にしたトレンド大賞とは別に、男性を対象に調査したメンズトレンド大賞というのも実施されているんですよね。

で、その二つのトレンド大賞のアーティスト部門なんですが、下記の画像の左側が、メインの女性版トレンド対象になります。
「きゅるりんってしてみて」が3位に入るほど人気とは知らなかったんですが、それ以外はILLITとME:Iがツートップということで、順当な印象。
Number_iは5位に入ってます。

で、右側がメンズトレンド大賞なんですが、なんと、こっちのけんとさんに続いてNumber_iが2位に入っているんです。

このメンズトレンド大賞に、ボーイズグループが入ってくるのって、従来のアイドルグループの定義からすると、とても珍しい現象だと思うんですよね。

ちなみに去年のランキングは下記の通り。
やはりTikTokでバズったアーティストが中心で、4位に「キタニタツヤ」さんが入っているのは、呪術廻戦の「青のすみか」の影響の模様。

そう考えると、アニメ等のタイアップやTikTokの大バズりがない、Number_iが2位に入ってくる異質さが際立ちます。

詳細の背景は分かりませんが、Number_iがラップへの挑戦も含めて、従来のアイドルグループとは全く異なるアプローチを選択したことで、Z世代の男性層もファンに取り込むことに成功したということなのかなと思ったりします。

冷静に考えると、Number_iってMVもお笑い要素取り入れたり、格闘ゲームの要素取り入れたりとか、男性受けする要素もちゃんと取り込んでるよなと思ったり。

男性にもカッコイイとか、面白いと思ってもらえるグループであることって、海外に広がる上では大事な要素になるはずで。

あらためて、今後のNumber_iの活動の幅の広がり方が楽しみになってくるニュースでした。

なお、メンズトレンド大賞の詳細は下記のレポートをご覧下さい。

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徳力基彦(tokuriki)
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