Meta Quest 3の7万4800円で考える、円安の影響と、日本のVRゴーグル普及の行方
明らかにアップルを意識した発表になってますね。
アップルのVRゴーグルは、これから発表される見込ですが、Meta社がその発表の直前に、Meta Quest3を発表してきました。
値段は発表したけど、発売日や詳細は9月27日で発表と言うことなので、明らかにアップルの前に発表するためだけに発表された内容という印象です。
Meta社としても、ここのリーダーシップだけは絶対にアップルに譲るわけにはいかないという気概の表れでしょう。
ただ残念なのは、ここ最近の円安もあり、日本円では7万4800円というなかなかなお値段になってしまったことですね。
ドルベースでは499ドルだそうなので、かなり戦略的に下げてきた印象はあるんですが、日本ではさすがに浸透しない気がしてます。
一時期Oculus Quest2とか3万3800円とかで買えましたよね。
それから倍以上になってしまってますからねぇ。
日本では、VRの普及は当初思っていたより結構遅れてしまっている気がします。
個人的には、めっちゃ体験したいんですが、やはりQuest2を持っている立場としては今回のQuest3はこの値段だとスルーせざるを得ないかなという印象です。
Metaのイベントでは相当いろんなゲームも紹介されたようですからね。
とりあえずQuest2でもまだまだ楽しめそうではあります。
ちなみに、個人的に気になるのは、今回のアップルも、Meta Quest 3も、VRだけでなく、MRにも目配りをし始めている感じがある点。
VRの方が没入感という意味では、ゲームとかするのには向いている気がするんですが、MRとかARの方は、B2B領域とかの潰しが効きそうな気もしますよね。
※アップルのVision Proも発表されましたね。
いわゆるメタバース重視ではなく、ディスプレイを置き換える新しいコンピュータ想定の模様。
ただ、3499ドルって、50万円近くなりそうですし、発売は来年のようなので、個人的にはまだ懐疑的。Vision Proではない廉価版Visionがいつ出るかがポイントになりそう。
しばらくは、どの企業も両方の市場を両にらみで意識しながらやっていくのかなという印象です。
なお、明日火曜日13時からは、この辺の話を雑談できればと思います。
タイミング合う方は是非どうぞ。
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