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Disney+は「SHOGUN 将軍」のインパクトで、日本でも加入者を増やすことができるか

いやー、Disney+の加入者獲得キャンペーンが気合い入ってますよね。

グローバルでも「SHOGUN 将軍」の影響でDisney+とHuluの加入者が増えるのではないかと予測されてますが、何といっても個人的に注目しているのは日本の加入者数。

なにしろグローバルではDisney+のコア加入者数は1億1830万人で、Huluも4670万人と、Netflixには及ばないまでも巨大な2番手なんですが。

日本ではDisney+のシェアって5番手予想なんですよね。

こちらがGEM Standardの金額での国内市場シェア。

で、こちらがインプレスのアンケートベースの調査結果。
どちらも5位です。

上記の表から推測すると、U-NEXTが2024年5月で434万人らしいので、そこだけを元に判断するとDisney+も300万ぐらいはいってそうですが、一方でDAZNは100万を超えて横ばい気味と言う説があり、そこと近いことを踏まえると100〜300万ぐらいの振り幅がありそうな感じです。

まぁ、いずれにしても海外における存在感と比べると日本におけるDisney+の存在感ってかなり低いんですよね。

ディズニージャパンもそこはかなり問題意識があるようで、今回の「SHOGUN」のエミー賞受賞をきっかけに、キャストによるプロモーション動画を作成。

さらにスタンダードプランの年会費を9900円からほぼ4割引きの5990円という、大盤振る舞いのキャンペーンを展開しています。

現在のディズニーの戦略って、Disney+とかの配信サービスを多くの人が視聴できる前提で、ストリーミングと映画のハイブリッドを展開する戦略なんですよね。

直近の、インサイド・ヘッド2とか、デッドプール3とか、エイリアン:ロムルスのヒットとかは、過去作をDisney+とかでさかのぼって見れることを前提にしている感じがあるので、逆に日本では話題になりにくくなってる印象もあります。

まだアニメのインサイド・ヘッド2は金曜ロードショーで1を放送してくれたりするから良いんですけど、今後Disney+の加入者が日本で増えないと、世界ではヒットしたディズニーグループの映画が、日本だけ規模が小さい公開になっちゃうリスクが高いので、是非この機会にDisney+の日本での加入者も増えてほしいところです。

なお、今日の雑談部屋「ミライカフェ」は13時から、侍タイムスリッパーの話題を中心に雑談する予定です。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。


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