見出し画像

BABYMETALのヨーロッパでのフェスの盛り上がりが想像を絶するレベルで凄いです。

BABYMETALに関しては、以前「RATATATA」のリリースのタイミングで、初めて少し調べてその凄さの片鱗を知ることができたんですが。

その後、ファンの方々にいろいろ教えて頂いて、その時の私の調べた知識はほんの入り口でしかないことが良く分かりました。

例えば、その時紹介した「RATATATA」は米国のビルボードで「ハードロック・デジタル・ソング・セールス」で1位を獲得されて、Bring Me the Horizonとのコラボ曲「Kingslayer」での6位の記録を更新。

さらに、そのコラボ曲「Kingslayer」は、この6月25日に、米国でゴールドディスク認定されたそうです。

このゴールドディスクって、昨年今年と米津さん、藤井風さんが取って話題になったやつですからね。
直近の日本人アーティストで3組目ということになります。

さらに、ファンの方にいろいろ教えてもらって、特に直近で衝撃を受けたのが、ヨーロッパでの数々のフェスへの出演。
例えば6月28日にフランスで開催されたヘヴィメタルのロックフェスティバル「HELLFEST」のパフォーマンスがこちら。

冒頭の1分だけでいいから見て下さい。
こんな人の波見たこと無いです。

真ん中から後ろとか多分ほぼ見えないですよね。
でも、このBABYMETALの空気を感じにこれだけの人達が集まってるわけです。
他のフェスとかの映像も、とにかく軒並み凄い人です。

ファンの方によるとBABYMETALは6月単月で、フェス10公演、ワンマンツアー3公演の計13公演をこなしているそうで。
トータルの動員数は50万人を優に超えるという資産もあるそうです。(ちょっとオフィシャルな発表数値は見つけられなかったのですが(汗))

そもそもBABYMETALはそもそも昨年新生BABYMETALとして、25カ国98公演の中で単独ツアーだけで累計28万人を動員しているんだそうで、凄まじい数値ですよね。
その時のツアーの様子が今回映画化される予定にもなっているんだとか。

海外でのBABYMETALのヘヴィメタル界隈での知名度は圧倒的に高いんだそうです。

実際に、ドイツのロックフェスティバル「Rock am Ring」では、Dogstarとして出演したキアヌ・リーブスが、3人と一緒に写真を撮っていますし。

スペインのRessurrection フェスでは、あのメガデスとも写真に収まってました。

この辺の名前が並ぶと、私世代の人でもBABYMETALの凄さが少しは伝わるのでは無いかなと思ったりします。

ちなみに、そもそもBABYMETALは2019年の段階で、3rdアルバム「METAL GALAXY」が米国のビルボートTOP200で13位にランクインして日本人女性アーティストとしては史上初の偉業を成し遂げているそうです。

当時はまだ私もビルボードに全く興味をもっていなかったので知りませんでしたが、BTSがビルボードのシングルチャート1位を獲得するのは翌年の2020年ですから、米国のK-POPブームの前からBABYMETALは米国で確固とした人気を確立できていたことになります。

最近のXGの日本音楽番組出演とかをみていても感じますが、実は本当にグローバルで人気になるアーティストって、やはり活動の拠点をそもそも日本中心に考えていなくて、その結果日本でのメディア露出は少なくなるというサイクルが起きやすいような気がします。

BE:FIRSTとATEEZのコラボをみていても思いましたが、実は日本のアーティストがグローバル進出を考える上で、BABYMETALという海外アーティストとのコラボの先輩から学べることはたくさんある気がします。

なお、水曜日の雑談部屋「ミライカフェ」では、この辺の話も皆さんと雑談できればと思っています。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。



いいなと思ったら応援しよう!

徳力基彦(tokuriki)
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。