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NOT A HOTELのメンバーシップNFTは機能系NFTの成功事例になりそう

これ、スゴイ話ですよね。

20分で3億円分のNFTが完売とかっていうタイトルだけ読むと、またアート系のNFTの話かなと想像する方も少なくない気もしますが。

このNOT A HOTELは値上がり期待のNFTではなく、機能面でNFTを選択している使い方というのが実にユニークです。

NOT A HOTELは、そもそも「自宅にも、別荘にも、ときにはホテルにもなる、まったく新しい暮らしの拠点」という革新的なコンセプトではじまったサービス。

そのNOT A HOTELが利用権をNFTで販売すると言うのは、濱渦さんのnoteでも話題になっていたので注目はしてたのですが。

予約販売分の約3億円がわずか20分で完売ってすごいですよね。

ただ、この人気はいわゆるアート系NFTのように値上がりを期待しての人気ではなくNOT A HOTELの革新的なサービスに対する人気というのがポイントです。

このくだりが、特徴的でしょう。

「NFTを使って何かをしよう、ではなく、課題に対してたまたま合致したのがNFTという技術だった」(濵渦氏)。施設の権利を1日単位で販売するのは、登記などを考えると煩雑だ。そこで1日分の利用する権利を付与する形にした。所有権を持つわけではなく、あくまでも使う権利としてだ。所有権ではなく、利用権を売る。それができるのがNFTだった。

現在、アート系NFTは第一次バブルの終了と、仮想通貨の下落も重なって一旦話題は沈静化している印象も強いですが、NOT A HOTELのNFTはそういうものとは全く別の機能系NFTの成功事例としてロールモデルになりそうな印象です。

まぁ、このNOT A HOTELのメンバーシップは150万円〜とかなので、明らかに富裕層向けなので、簡単に買って試せるものではないんですが(笑)

そのうちNFTの使い勝手が良くなると、もっとこういうメンバーシップ系のNFTも増えそうな気はします。


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