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【アークナイツ】サイドストーリー『青く燃ゆる心』を読んだ感想

新イベントの『火山と雲と夢色の旅路』がシエスタ舞台ということで、それを読む前にシエスタイベントを読んでみようと思い『青く燃ゆる心』を読んでみた。なので今回はその感想を書いていこうと思う。

まず読んでみて驚きだったのがサイドストーリーなのにアーミヤが出てくることである。サイドストーリーと言えばドクターすら出てこないことが多いので、ガッツリアーミヤが出てくるのはとても新鮮で意外だった。出てくると言っても序盤と最後の方にちょっとだけ出てくるという感じだったが、普段は全く出てこないので出てくるだけでも驚く。たぶん初期はもっとロドスの面々をイベントに出す方向性でやろうとしていたんだろうなと思う。

今回のシナリオの本筋としてはセイロンたちがクローニンの陰謀を暴くというところだと思うが、シュヴァルツが勘違いをしていたという流れが『騎兵と狩人』と似た展開なので本筋はそこまでひねりがないなと思ってしまった。ロドスのオペレーターが何人も出てきてわちゃわちゃしてる感じは面白かったのでそのあたりを楽しむイベントなのかもしれない。

本筋よりも気になったのは事件が終わった後に出てくるソーンズの話である。エリジウムが好きなバンドのメンバーであるAyaがエーギルらしき振る舞いをする場面がとても意味深だった。自分はエーギルに関しては海にある文明というフワッとした知識しかない。なのでAyaの言っていることもよくわからなかったが、エーギル関連のイベントを読んだ後に見るとまた違った感想が出てくるかもしれない。なのでそのうち読み返したいと思う。

あと『孤星』で出てきたケルシーの「Ama-10」という名前もここで出てきたのは驚いた。そんなに早く出ているとは思わなかった。Altyもエーギルっぽい感じだけど「あの海」というのがいかにも意味深で正直よくわからない。この部分もそのうち読み返そうかなと思う。

あとまだ自分としても仮説の段階だけど『塵影に交わる残響』を読んだ後にこのシナリオを読むと、どうしても共鳴現象とライブを結び付けたくなってしまう。『塵影に交わる残響』ではアフターグローホール自体が1つのアーツ増幅装置となっていたということがゲルトルーデによって説明されていたが、『青く燃ゆる心』においてもそれと似たような仕組みによってライブの音楽の影響で火山活動が促進されていた可能性もあるんじゃないかということである。

なのでライブを利用してD.D.D.やエンペラーが何かを画策しているんじゃないかと想像してしまった。D.D.D.はドッソレスホリデーでも出て来たし、エンペラーもシエスタの新イベントで意味深な描写があったので(新イベの感想はそのうち書きます)、もしかするとリタ―ニアの巫王派とつながっていたりする可能性もあるんじゃないだろうか。全てのコミュを読んでいない段階での予想なのですでにその線がない可能性もあるけど今の段階ではそう思っている。

特にD.D.D.は結構怪しいと感じている。OF-EX1戦闘後にて、マネージャーと電話で話すD.D.D.が描かれるが、何気なくスタジオの照明を全て爆発させたという話が出てくる。「アーツの問題だよ」と言っていたり、音楽とアーツの関係を実験していると示唆しているようなセリフもあったりする。もしD.D.D.が何らかの勢力と関係があるのだとすればD.D.D.とメールをしていたロドスのクロージャ―もちょっと怪しく思えてくる。

アークナイツのシナリオでは音楽という要素が地味に重要となっていると思う。リタ―ニアは音楽の国だし、アーミヤもヴァイオリンをやっているし、フロストノヴァも歌ってアーツを使用する。細かいところに音楽要素が差しこまれることが多いのである。なのでちょっとした音楽描写に目を光らせておくと何かしら発見があるのではないかと思っている。結局大きな発見はまだできてないけどこれからも注視していきたいポイントだ。

あと黒曜石もやたらと出てくるので重要なんじゃないかと思う。黒曜石については新イベでも大きくかかわってくるので詳しくはそちらの方に記そうと思うが、源石やアーツなど作中のなんらかの要素と関係があるんじゃないかとは思っている。

序盤のイベントなので伏線がそんなにないんじゃないかと思っていたけどそんなことはなく、エーギル関連で意味深すぎる描写が多かった。エーギルに関しては上に書いた通り、まだそんなに関連シナリオを読んでいないので本当に全然わからない。確か『騎兵と狩人』にもちょっとだけエーギルの話が出てきたような気がするのでそのうち読み返そうと思う。

現時点で新イベントの『火山と雲と夢色の旅路』は読んでいるので次はその感想を書こうと思っている。上で書いた音楽と火山の関係性や黒曜石など、ここが重要な伏線なんじゃないかということはなんとなく予想しているけど、それを明確な形として「~説」のように提示できないのが非常にもどかしい。既に全部のシナリオを読んでいるのであれば考察に時間を費やすけど、読んでない分が圧倒的に多いので今は読むことに時間を費やしたい。ただ本当に分量が多いので今年中くらいに全シナリオ読めればよいかなと思っている(読める気がしない分量)。

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