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『学園アイドルマスター』新ブランド発表配信の感想

本日『学園アイドルマスター』のタイトル発表配信がやっていたのでその感想を書いていこうと思う(以下の配信)。

設定について

今までのブランドでは事務所所属の社員(社会人)がプロデューサーとなりアイドルをプロデュースしていくという形式だったが、今回は学園のプロデューサー科の学生が学園のアイドルをプロデュースしていくという形式らしい。

これは正直予想していなかった。学園らしいという情報自体は発表配信の前から公開されていたようだが、学園だとしても教師側の立場でプロデュースすると思っていたので意外な形式。卒業までやるのかサザエさん時空なのかはわからないけど、新鮮な形式なのでこれは楽しみである。

あと初期アイドルが9人というのも意外だった。シャニマスですら初期は16人だったのでこの少なさは驚きだ。最近のソシャゲでは珍しいくらいキャラが少ないんじゃないだろうか。

このキャラの少なさを鑑みるに、おそらく方向性としてはシャニマスと近い感じなんじゃないかと思っている。キャラが少ないからこそ個々人のキャラクターを深掘りして描くことができる。キャラをたくさん出すとバリエーションは生まれるがその分個々人のエピソードが薄くなってしまうというデメリットもある。なのでキャラを少なくして1人1人のシナリオを濃く描くという判断なのだと思う。個人的にもシャニマスのように濃く描くシナリオの方が好きなのでこの人数の少なさは期待できると感じた。

ブランドのロゴについて

今回の作品のロゴはハチドリらしい。

wikipediaを読んだけどいまいちつながりがわからなかった気がする。ロゴだと2匹のハチドリが1つの星を作り出すという感じになっていたけど、なぜハチドリなんだろうか?

あえて関連付けるならwikipediaの「寿命」のところが関係ありそうな気もする。ハチドリは孵化から巣立ちまでの無防備な期間を含む最初の一年で死ぬものも多いらしいが、そこを乗り越えれば長生きするらしい。

なので露語にはプロデューサーとアイドルという2人のハチドリが学園という最初の難関を乗り越えて輝きを手にするという意味が込められているのかもしれない。

これはざっとwikipediaを読んだだけの感想なので見当はずれの可能性は大いにある。なので今後もハチドリ情報をいろいろ見ていくことにしようと思う。

アイドル情報について

リリース開始時に出てくるアイドルは9人のようだが、今回の配信ではそのうちの3人の情報が公開された。公開された順に名前を挙げると、藤田ことね、月村手毬、花海咲季となる。

具体的にセンターという風に明言はされなかったと記憶しているが、上記ポストの中心にいるのは花海咲季なのでセンターが彼女なのだと思われる。ただ基本的にプロデュース中に歌って踊るのは1人だけだとも言っていたのでセンターはそもそもないのかもしれない。

今回情報が公開された3人はアイマスブランドに特有のいわゆる信号機トリオだと思われる。ただユニットではなさそうな気もするのでこの3人の関係性がどのようになるのかはわからない。一応組は全員1年1組だったので同じクラスではあるようだし、それなりに関わりはありそうだが、そのあたりの関係性も含めて今後も注目していきたいと思う。

藤田ことねについて

最初に情報が出てきたのがこの藤田ことねというキャラクターである。

PVでチラッと移っていたプロフィール情報によると、中等部からの内部進学組で「稼げるアイドル」を目指すムードメーカーらしい。まだプロフィールとPVでちょっと喋っている姿しかわからないが、この時点で色々と設定が垣間見えてくる気がする。

内部進学組と言いつつも、紹介PVの冒頭だとプロデューサーがスカウトしているので中等部の時点だと普通科にいたという設定なのかもしれない。「稼げるアイドル」を目指す理由などが非常に気になるし、そのあたりがシナリオの核となっていくんじゃないかと思う。

月村手毬について

この子はシャニマスでいうと灯織、初代アイマスでいうと千早のポジションなのだろうと思う。髪色からしてそんな感じがする。現時点では相当尖った性格をしている印象だが、灯織ポジションなのだとするとすぐに狂犬モードは終わる可能性もある。

声のちょっとはかなげな感じが非常に好みだ。プロフィール欄にあった歌が上手いという設定の通り、実際に歌も良かったという印象。

「SyngUp!」というユニットの元メンバーで現在はそこから離れている模様。このあたりの関係性もおそらくシナリオの中で深掘りされるのだろうとは思う(非常に気になる)。

花海咲季について

上の方にも書いたが、おそらくセンターと思われるのがこの花海咲季というキャラクターである。アイマスブランドのセンターでこういった強気な子がくるというのは意外な感じだけど面白い人選だとも思う。

シナリオライターが俺妹の伏見つかささんということでどうしても桐乃を想起してしまう。冷静に考えると桐乃とはちょっと違うタイプではあるけど、なんとなく似たような気配を感じる。

プロフィールに「すでに完成されつつある能力は、大きな成長を見込めないようにも見えるが……」と書いてあったので伸び悩んでいるようだ。他の2人に比べる能力が強調されているだけで、背景情報が少ないように感じた。今後順次公開されていくと思うのでそれが楽しみである。

まとめ

あくまでも現時点での印象なので的外れかもしれないけど、PVやプロフィールでの設定の出し方から予想するに、後からそれらを回収するような情報の出し方をしているように見えた。なのでシャニマスよりも展開が大きいシナリオになりそうな気がしている(ライターにラノベの作家の人が多いというのもそう考える要因ではある)。

シャニマスの場合は設定などをシナリオの中でわかりやすく回収せず、その設定を踏まえた上でそれらを示唆する演出が多い。そうすることでその示唆されている出来事に深みが生まれるという効果があるように思う。全ての過去や気持ちが明確に判明しないからこそ宿る何かはあると思う(例えばノクチルの中学時代や円香の透への想いなど)。シャニマスの物語的に展開は少ないが、読み味のあるシナリオとなっており個人的には非常に好みだ。

示唆するタイプかわかりやすく展開させるタイプかというのは、どちらが優れているというわけではないのでどちらに転んでも面白くなるとは思う。現時点だと学マスはなんとなく後者かなと思ったので、そのようなことを書いたが普通に前者の可能性もあるし実際はプレイして見ないとわからないだろう。

アイドル数が少ないということもあり、1人1人のコミュが丁寧に描かれることは確定していると言っても過言ではないと思うので個人的には非常に期待している。アークナイツにシャニマス、シャニソン、学マス、ブルアカ、ヘブバン、エクスアストリス、とプレイしているソシャゲが増えるばかりで時間は足りないが、とりあえずリリースされたらプレイしてみようかとは思っている(エンドフィールドもそのうちでそうなので取捨選択が本当に難しい)。

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