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2022年俺かるた 〜今年一年を「あ」から「ん」で振り返ってみる

今年の元旦、自分の一年をかるたという【ひとつの事象に対して、46方向から語ることができる「46面体ガイドブック」】にして振り返る、と言って『2021年俺かるた』という投稿をしました(なんか保存を失敗?したのか後半の本文が失われているんですが…)。
ぶっちゃけ、自分の日記を順不同にして公開しているだけのしょーもない内容だったと思うんですが、意外に「面白かった」と言ってもらえたのと、何より昨年「かるた形式での振り返り」をしたことで、自分の中で1年間が昇華され、とても愛しいものに感じられたという経験があったので、今年もやってみようと思いました。
では、早速行ってみます!

あ:熱海へ、GO!

4月、新卒メンバーふたりと、ファシリテーター長尾彰さんを招いて、日常業務の中ではできないコミュニケーションの質と量を求めて熱海・初島へ社員旅行に行きました。彰さんの出してくれた「『私のクラウドボックス』を紙芝居にしてみよう」というお題によってそれぞれの現在位置や想いが深堀りされて、忘れられない時間となりました。

い:イーストサイドのかるた完成

『吉祥寺かるた 行くぜ!イースト』というご当地かるたを4月に発売しました。これは、吉祥寺駅の東側エリア(イーストサイド)だけを題材にして作ったかるたで、2021年から街の人達とワークショップを重ね、SNSでも札を募集して作り上げたかるたでした。吉祥寺のエリア全体を題材にした初代『吉祥寺かるた』で集まった読み札案が300ちょっとだったのに対して、この『イースト』は500以上の札案が集まりました。このかるたをきっかけに、吉祥寺に知った顔がまた増えました。嬉しい。

う:ウクライナをチアしたい

イベントロゴのデザインなどでお付き合いのあったチアダンススクールのGravisさんから、ウクライナ支援のためのTシャツを作りたいとお話をいただいたのは6月ごろのこと。
クラウドボックスからは5パターン(たしか)のデザインを制作させていただきましたが、写真は、そのひとつの案であった「ウクライナカラーのラヴィちゃん(Gravisさんのイメージキャラクター)」をもとにGravisさんがイベント用に作られたモザイクフォト。イベント会場に大きく掲出していただいて、クラウドボックスメンバーも大変感激しました。

え:MG初参加。脳の糖分ラムネで補給

Facebookなどで多くの知人が取り組んでいるMG(Management Game)。製造業をベースに作られたものなので今まで無縁かと思ってきましたが、僕も少しは数字に強くならねばと一念発起して10月、ヤンヤン主催のMGに初参戦。初回は大変だよとは聞いていましたが、大変でした。脳の糖が足りなくなって意識が朦朧とし、ラムネでブドウ糖を補給しながら脳みそぶん回す二日間でした。でも、多くの気付きも出会いもあり、獲れ高のある時間でした。

お:俺は弱い!頭も弱い!

今年、実は、ある賞にチャレンジしていたんですが、受賞を逃しました。まあ少々ショックを受けまして、ちょっとひとりになろうと会社を出て、普段行かないような街外れの蕎麦屋に行き、そばを食いながらTwitterにワンピースの名シーン「俺は!弱い!!」というコマを投稿していたりしたんですが。そばを食い終わってちょっと気分を立て直して店を出ようとしたら財布に現金が(電子マネーNGの店だった)200円しか入ってなくて。お店の人(たぶん外国の方)に「すみません、荷物置いていきますからちょっと待っててください」と言ったら「ア、ニモツトカ、ダイジョブデスヨー」と慰められ、「俺は、弱い!!!」と叫びながらコンビニに走ったのでした。ちきしょう。もう負けねえぞ。

か:『カタルカ』を 飾れば生まれるガイドブック

昨年制作したカードゲーム『まちカタルカ』は、カードをめくってみんなで「まちのおしゃべり」を楽しむゲームです。そして、そのカードを展示して来場者の方のコメントを集めた参加型展示が、昨年秋に開催した『みんなでカタルカ吉祥寺』というイベントでした。今年3月、その展示で集まった900枚超の付箋コメントをまとめた冊子、『みんなでカタルカ吉祥寺』を制作しました。
展示は、A4パネル(IKEAで200円くらい)を並べて付箋を置いておいただけ。冊子は、その付箋をまとめただけ。制作費総額あわせて数万円。それで、街の人達の声でできた「生きたガイドブック」が作れてしまったという事例です。

き:キチジョージモンスター、ちぢめてキチモン!

「キチモン」とは、「キチジョージモンスター」の略。吉祥寺をもっと遊ぼう!の合言葉のもと、みんなで吉祥寺の名所や名店をモンスターにして遊んじゃおう!という企画です。
「キチモンをつくろう!」というワークショップや『WHAT'S KICHIMON?』というZINE、そして11月からは「キチモン研究部」という活動も始まりました。

く:クラファンでパンフレット作ろう!達成率2600%!

10月に行われた南野陽子さん主演・横浜桜座公演『なくなるカタチとなくならないキモチ』の宣伝美術を担当しました。障害者たちに寄り添う作品作りをモットーとし、震災後の福島をテーマにした公演でしたが、制作中にいくつかのアクシデントが重なって、このままではパンフレットは制作できないという話に。そこで、クラウドファンディングで支援を募って、完全受注生産で制作する方針になりました。
制作の人手も圧倒的に足りない中、クラファンページの構成もクラウドボックスで引き受けることになり、なんとか多くの方に届くようにと手を尽くした結果、当初30万円に設定していた目標額を大きく上回る7,779,500円(2593%)を達成することができました。

け:月額定額、顧問クリエイティブ・ディレクターがあなたの会社に

通常、クラウドボックスのようなデザイン制作会社は、なにかオファーがあってから制作を開始して納品したらお仕事完了、というスタイルでお仕事をしています。ただどうもそれだと「制作物によって依頼先が違うのでブランドイメージがちぐはぐになる」「制作スタートしてから見えてきた課題に対応できない」「制作後の運用が滞ってもサポートすることもできない」といった問題が発生しやすいので、「もっと企業に伴走する制作会社になれたらいいのに」という想いをいつも抱いていました。
そこで考えたのが、「月額定額で定期Mtgを持ち、組織内のクリエイティブ全般の相談を継続的に受ける」という契約スタイルです。「顧問クリエイティブ・ディレクター」とでもいうべきこのスタイルで、今年はいくつかの企業様と継続的にお付き合いさせていただくことができるようになりました。ウェブも印刷もノベルティもライティングも写真も音楽も動画も垣根なく、「360°のデザイン」を標榜してやってきたクラウドボックスだからできるスタイルかもしれません。

こ:コピスをかるたにしちゃおう!

コピス吉祥寺という吉祥寺の商業施設で8月「コピスをかるたにしちゃおう!」というワークショップイベントを開きました。コピス吉祥寺のことを題材にした読み札、絵札を描いてもらい、完成したらその札を『吉祥寺かるた』にまぜて遊べるという夏休みイベントでした。

さ:3年ぶりに東武のプール

毎年恒例となっていた、お客様である東武動物公園への視察をかねた「プール遠足」。コロナの影響でここ数年実施できてなかったのですが、今年は行くことができました。

し:地元にカンパイ!秀ちゃんとかるたトーク

5月、『地元にカンパイ!居酒屋秀ちゃん』というJCOMの番組に武蔵野市代表として呼んでいただきました。
MCは中山秀征さん。そう、あの群馬県の大使を2008年から続けている秀ちゃんです。群馬県と言えば、ご当地かるたの頂点に君臨する『上毛かるた』の里。かるたトークで大変盛り上がらせていただきました。

す:数字も開示、復活戦略考えよう

写真:「あ」の札にある熱海旅行のときの紙芝居より

正直、クラウドボックスはコロナの影響をかなり受けました。デザイン業にコロナ関係ないだろうと思われがちですが、クラウドボックスのクライアントの中心はレジャー、飲食、イベント、エンタメ等だったので、緊急事態になった瞬間に案件の大半が消滅してしまったのです。
今年は、そこから復活の準備をする期間になりました。メンバーにすべての数字を公開し、ひとりひとりが何に取り組めるかを考えるという、これまでのクラウドボックスにはなかったシーンも見ることができました。

せ:セリフでできてる「宇宙兄弟かるた」

『宇宙兄弟』42巻の特装版ふろく『宇宙兄弟かるた』は、読者から「かるたにしたいセリフ」を投票で集めて制作されたかるたです。クラウドボックスではその制作・デザインに関わらせていただきました。『宇宙兄弟』は僕の大好きな漫画のひとつ。いちファンとして、またいち「かるたおじさん」として、こんなにアガる仕事はありません。講談社とつないでくださったコルクの黒川クリスさん、本当にありがとうございました。

そ:想像以上にでかいぞ、修造

6月、松岡修造さんのテレビ朝日の番組『松岡修造のみんながん晴れ』に、ちょろっと出演させていただきました。松岡さん、スタイルのバランスがいいのでテレビで見ているとそこまで感じないのですが、実際にお会いするとなんかめちゃくちゃ大きかったです。

た:大学でデザインの講義をする日がくるなんて

京都の同志社大学グローバル・コミュニケーション学部で、7月講師をさせていただきました。お題は「デザインはコミュニケーション」。かるたの話や、『まちカタルカ』を使ったワークショップなども交えてお話させていただきました。
しかし、ちゃんとデザインの学校を出たわけでもない、そもそもちゃんと大学を卒業もしていない僕が大学で講義をする日がくるなんて。人生わからんもんですねw

ち:チアかるた みんなで遊んで ブチアガルだ!

「かるたづくりはコミュニティを育てる」という話は『吉祥寺かるた』以降あちこちでさせていただいていますが、チア業界のかるた「チアのカルタ」の制作に取り組みました。
皆さんは、「チアダンス」と「チアリーディング」の違い、説明できますか?映画やドラマで注目を集め、オリンピック種目化も検討されている「チア」ですが、日本ではまだまだ認知が低いのが実情のようです。それを何とかしようと、チアダンススクールのGravisさんからお声掛けいただき、「チア」全体を描いたかるたの制作に今年は取り組んできました。完成は来年春の予定です。

つ:ついでにちょいと 鹿児島まで

9月、父の命日にあわせて福岡の実家(といっても僕は東京生まれの東京育ちなんですが、母が福岡に住んでいます)に行きました。そのついでに、九州の会いたかった人にまとめて会ってきたのですが、鹿児島に住むりさどん(古川理沙さん)にもはじめましてしてきました。九州新幹線、初めて乗ったんですが、福岡から鹿児島1時間半になったんですね。ほんと「ついで」で行ける距離になりました。もっとも、この日は台風直後で新幹線の出発まで博多駅で4時間待ったんですがw

て:デザインの高みを目指し、デザイン・アカデミア

今年の春、デザイナーを新卒で2名採用したのをきっかけに、社内でどう知見を共有してお互いの成長に寄与していくか、ということでデザイン勉強会、名付けて『デザインアカデミア』がスタートしました。隔週で、テーマを決めて一人が講義をしたりワークしたりディスカッションしたりしています。

と:「どうも」と挨拶してくるタオル

船橋市のお庭リフォーム会社「実川ガーデンズ」のお客様贈答用タオルのデザイン・制作をお手伝いしました。おもちゃクリエイターの高橋晋平くんがアイディアの取りまとめ役で、Mtgのファシリテーションも彼がやってくれたのですが、アイディアが次々出てきて、みんなが意見を出したくなって、笑いが起きて、課題がフォーカスされていく、めちゃくちゃ楽しい会議でした。完成した品も、縁起良く笑える感じで、なかなか良い出来だったと思います。この制作の一部始終については、しんぺいくんがVOICYで喋っていますので、ぜひ聞いてみてください。彼のVOICYすごく面白いです。

な:南米チリからのお客様

クラウドボックスも国際的になったもので(?)、今年の春には地球の裏側チリからウェブサイト制作のご依頼をいただきました。日本向けの輸出に力を入れている企業様で、日本人が見やすいサイトを日本人に伝わりやすい日本語で作って欲しいというリクエストでした。
一瞬「え?チリって何語?」とうろたえましたが、代表の方は日本在住経験があってとても日本語が流暢で、ZOOMで普通に会議ができたので何も問題なく(支払い方法とか為替の変動とかはちょっとわたわたしましたが)取引することができました。

に:2年振りにフットサル

左は大学生の甥っ子です

コロナ中、まったくメンバーが集まらず中断していたフットサル、約2年ぶりに再開しました。2年間ほとんど走ってない50代がいきなりフットサルをやるとか自殺行為ですが、でも、楽しかったです。何も考えずボール追いかけるのは、ほんとリフレッシュになりますね。
みんな、こんな下手くそなじいさんと遊んでくれてありがとう!

ぬ:「ぬ」と「ゆ」の札が進化しました

街の変化にあわせて進化する、時間軸を持つかるたとして知られる『吉祥寺かるた』ですが、2022年には二度目のアップデートが行われました。今回は、掲載店舗の閉店などに伴い、「ぬ」と「ゆ」の札がアップデート。
同時に、今までの『吉祥寺かるた』を持っている人のための『吉祥寺かるた 進化パック「ぬ」と「ゆ」の札セット』も発売されました。

ね:寝不足上等、ワールドカップに熱くなる

いやー、今回のW杯は楽しかったですね!!!

の:伸びしろしかない、期待の二人

2022年4月、クラウドボックスは新卒メンバー二人を採用しました。
クラウドボックスは彼らが加入する前、6人しかいませんでしたので、人口の1/3に当たる人数を新卒で補充したわけです。これを日本でいうと、いきなり4000万人の移民を受け入れたくらいのインパクトなわけです。
ひとりはマッチ棒フォルムの寡黙な青年で、もうひとりはとんかつを美味しそうに食べる女の子です。どうぞよろしくお見知りおきを。

は:パルコのバリューなマーケット

3月、吉祥寺PARCOの春のキャンペーン『THE VALUES MARKET in KICHIJOJI PARCO』のポスター、フライヤー、写真撮影等ビジュアルデザインを任せていただきました。
僕の世代にとって、PARCOというのは超オシャレアイコンなのでちょっと興奮しちゃうわけですよ。でも急にギラギラにとがったデザインができるようになるわけもないので、逆にアナログ方向に走って、ZINEファーム開設準備中だった中西さんにリソグラフを借りて、あえてざら紙で「折るとブックカバーになるチラシ」を作ったりしたのでした。

ひ:ビブリオ甲子園withアキラ

ビブリオバトルは皆さんご存知でしょうか?1人5分の持ち時間で1冊の本を紹介して、全ての紹介が終わった後に「どの本が一番読みたくなったか」を参加者で決めるというものです。6月に、僕がアキラ(「あ」の札にも登場した長尾彰さん)とやったのは「ビブリオ甲子園」というオリジナルルールで、2分×9回の持ち時間を使って2冊の本を紹介するというもの。そして、各回表裏の攻撃が終わったところで参加メンバーがそれぞれを採点して(ボクシングっぽいスタイル)勝敗を決めるというものでした。
結果は、僕の反則まがいな作戦が功を奏して、僕の勝利だったんですが、まあ勝ち負けはともかく、楽しいイベントでした。またメンバー増やしてやったりしたら楽しそうだよなー

ふ:プレミアムな吉祥寺名物に認定

ふるさとチョイスの返礼品ページから

『吉祥寺かるた』完成から3年。今年はなんとなく、吉祥寺の街からも「公認」されてきた感触が感じられる年でした。武蔵野市長にも謁見して新作かるたを手渡してきましたし、武蔵野市のふるさと納税返礼品にも選んでいただきました。そして、武蔵野市には「むさしのプレミアム」という公認おみやげセレクションみたいなものがあって、それにも選定していただきました。
公式サイトによると、むさしのプレミアムとは「武蔵野市を代表する魅力的な品々をおみやげとして広く内外にPRし、当市発の地域ブランドの確立と地域活性化を推進するため、その目的に相応しい商品を認定」したものなのだそうです。
むむむ。がんばります!

へ:ペンは剣よりも強し、パンよりは弱し

この言葉は、弊社サイトでかるた形式でメンバー紹介をしている中の、ワードデザイナー竹野について描いた言葉です。
クラウドボックスは、デザイン会社です。そして「デザイン=誰かのまだカタチをもたない想いをカタチにして伝えること」と定義しています。だから、クラウドボックスで制作するコピーなどのテキストを書く人のことは「ライター」ではなく「ワードデザイナー」と呼んでいるのです。
2022年から、その「ワードデザインももっと前に出していこう」ということになり、noteなど書き始めました。クラウドボックスとお付き合いのある方との対談記事などを公開しています
まだまだ手探り状態ですが、これからも面白い人にたくさん登場してもらおうと思っていますので乞うご期待。

ほ:僕の「愛と感謝」の原点みたいな1ページ

僕には、捨てられない新聞の1ページがあります。1981年1月、ジョン・レノンがニューヨークで凶弾に倒れた20日後に、オノ・ヨーコが世界の新聞に出した「感謝をこめて」というメッセージ広告です。僕の部屋には、その日から10年以上、この新聞のページが貼られていました。
結婚してからはずっと押入れに眠っていたのですが、今年、ちょっと訳あって見返したくなって引っ張り出してみました。そしてあらためて、今自分が「デザインで、もっと、愛と感謝を」なんてミッションを掲げている原点を知る想いがしました。そのいきさつは、別のnote記事に書いています。

ま:『まちカタルカ』からひろがるつながり

今年は「『まちカタルカ』を使った話をしてほしい」と声をかけていただくことが複数回ありました。大変ありがたいことです。
鍋島裕俊さんが主催されているオリケンセミナーもそのひとつ。広告を専門にやられている方、商店街や地域の活動を専門にやられている方など諸先輩を前に、『まちカタルカ』が育てる地域コミュニティの話なんかさせてもらいましたが、実際そこから生まれたつながりもいくつもあり、あながち自分の喋っていることもデタラメではないかも、と思えました。
『まちカタルカ』の遊び方動画も今年つくってもらいました。

み:みんなで屋上バーベキュー

クラウドボックスには、その制作を支えてくれているパートナーさんたちがいて、以前は毎年年度末の納会にお招きしたりしていたのですが、ここ数年はそれもままならず。今年は若干規模を縮小し、夏に、エンジニアなどウェブ関連の方だけをお招きしたバーベキューを、吉祥寺の商業施設屋上ガーデンで執り行いました。「人と会って食事するの何年ぶり?」なんて方もいて、楽しいひとときになりました。

む:息子の髪が肩まで伸びて

プライベートの話も少し。息子18歳になりました。ロン毛です。成人なんだそうです。来春からeスポーツの専門学校に行くようです。そんな学校あるんですね〜。

め:メガネ+金髪が生むカオス

ECの世界のスーパースター、イーザッカマニアの浅野かおりさん。「金髪丸メガネ」という符号が若干一致していたせいなのか、今年の一時期Facebook上ではほぼ僕と同一人物になってました。
おかげでEC界隈で僕の顔がだいぶ知られることとなりました。ありがとうございました。
そこまで似ているわけではない…よね?

そこそこ似てる…

も:もっと、もっと、愛と感謝を。

昨年の俺かるたの「あ」の札は「愛と感謝は増やせたかい?」というものでした。今年、僕の中で「クラウドボックスならではのクリエイティブ」とはなんだろう?という問いかけをずっと続ける中で、この「愛と感謝」という言葉とは何度も何度も向き合ってきました。とにかく、僕の人生の大きなテーマであることは間違いありません。

や:やっぱり犬が毎日かわいい

昨年は「い」の札が「犬が毎日かわいい」でしたw
今年も毎日可愛かったですww

ゆ:YouTubeのオープニングなんかにどうですか?

「2つの名字を持つ男」として知られる弊社副社長・佐藤小林。今年は、今まで「副社長」と「ウェブディレクター」だった肩書に「サウンドデザイナー」という肩書が加わりました
企業がYouTubeチャンネルを持つのは最早当たり前になりましたし、ポッドキャストなど音声メディアも盛り上がっております。でも、たとえばオープニングミュージックとかって、一曲数百円とか数千円とかでダウンロードできる素材でまかなってますよね?他社の音楽とかぶっててがっかり、なんて経験ないですか?自社のサウンドロゴ入りのオープニングくらいあったらいいなーなんて思ってませんか?
そこ、クラウドボックスがデザインします!

よ:夜の吉祥寺、少しずつ元気になってきたみたい?

ハモニカキッチンでラムチョップ。流しの歌を聴きながら。

2020〜2021は、夜8時になると閑散としていた吉祥寺の街ですが、最近は少し客足が戻ってきたようです(でも、まだ以前に比べるとだいぶ引けは早いですが)。僕も、知人を招いての吉祥寺ご飯の回数がだいぶ増えました。
みなさん、吉祥寺までお越しの際はぜひお声掛けください。一杯くらいおごりますよ?

ら:ラジオもランチもフォーミング

チームの心理的安全をつくってフォーミングを超えるためには、コミュニケーション量を増やすことが大事です。(フォーミングの解説については楽天大学・仲山進也さんの記事をググってください。このへんとか
今年は新メンバーが増えたこともあり、とにかくコミュニケーション量を確保することに力を入れました。僕からの発信として社内ラジオをやって価値観を共有したり、振り返りの回数ややり方を色々チューニングしたり、デザイナーランチを実行したり、飲みニケーションもやりました。
そのおかげで、「とりあえず自分の意見を言ってもクビにされることはなさそうだ」というところにはきたんじゃないかなあ?

り:リッチなマダムの御用達?東急裏の商店会

クラウドボックスが所属している商店会でもある「吉祥寺大正通り商店会」のシンボルマークをデザインさせていただきました。
大正通り商店会は、東急百貨店の裏手にあたる場所にあり、ファッションブランドの路面店やメディアでも話題のパン屋やケーキ屋、そしてつい先日表参道から「クレヨンハウス」が移転してきたことでも話題になった、吉祥寺の中でもちょっとだけ上品な香りのするエリアです。その通りのすべての街灯に、クラウドボックス製のマークが飾られているのを見ると、「おー、うちら地元に貢献してるじゃん」と、ちょっと誇らしい気分になるのです。

る:ルーティン化で 三日坊主がもうすぐ一年

今年の2月から、スポーツジムに通っています。週一回くらいのペースですが、もうすぐ1年になります。これって、飽きっぽい僕としてはものすごいこと。過去にも何度かジムに入会したことはありますが、毎回ひとけたしか足を運ばないうちに疎遠になりました。
今回は、とにかく毎週行く時間を決めて、「行けない日があっても途切れたと思わない。翌週か翌々週でもまた行ければ継続しているということにする」というルールを定めていたことで続けられている気がします。
来年も続けるぞー。

3年後の想像図

れ:レッツえんにち!吉祥寺の熱い夜

7月、コピス吉祥寺屋上のGreening広場で『キチジョージえんにち』というイベントが開催され、『吉祥寺かるた』も『吉祥寺バンダナ』のunressさんと一緒に出店しました。えんにちは、夜店はもちろん、カラオケ大会ありヒーローショーあり(武蔵野市のご当地ヒーロー『蒼象神ザナ』カッコよかった!)の盛りだくさんで、「祭り」に飢えていた街の人たちで大賑わいを見せました。

ろ:ロゴマークに込めた「楽しむ、出会う、わかちあう」

3月、武蔵野市の公益財団法人「武蔵野文化生涯学習事業団」のロゴマークの制作を担当させていただきました。武蔵野市でともに30年以上続いてきたふたつの事業団、「武蔵野文化事業団」と「武蔵野生涯学習振興事業団」の合併に伴って開催されたコンペで選んでいただきました。
このロゴは、テーブルを囲んで夢中で本を読む大人と子どもの姿でカタカナの「ム」の文字を描くことで、「学び」「成長」「文化の継承」の場面を表現したもの。新しい事業団のキャッチフレーズは「楽しむ、出会う、わかちあう」というものですが、まさに「楽しむ、出会う、わかちあう」によって心に「よろこび」が生まれる瞬間の物語を、ロゴマークの中に込たものです。

わ:WDRACは支援する人たちを支援します

3月、戦禍に巻き込まれた人をひとりの市民として支援する人たちを支援する組織「WDRAC(戦災復興支援センター)」が発足しました。この団体はもちろん2月に始まったロシアのウクライナ侵攻を受けて立ち上がったものですが、特定の政党・思想に偏ることなく、「現地で困っている人を一市民として支援している人」を直接支援するという特徴をもっています。
クラウドボックスは、ロゴの制作、ウェブサイトの制作、ポスターの制作といった「デザインの提供」という形で協力させていただいています。

を:ををを!か、か、カウンタックじゃん!!

先日フットサルをやった帰りに、最近参加してくれている仲間のひとりが「今日は車で来ている」というので一緒に駐車場まで行ったら、なんとランボルギーニ・カウンタックでした。
その場にいた40代後半以降の男子たち、ええ、そちゃもう、テンション爆上がりでしたよ。カウンタックのオーナー、初めて生身で見たよ。

ん:ん?もう一年経った???

実は、去年の「俺かるた」の「ん」の札も、これと全く同じ札でした。
光陰矢の如しすぎひん?
こんなスピードで時間が過ぎてったら、あっという間にこんなんなっちゃいますよー↓

とは言え、こうして46札で振り返ってみると、やっぱりそれなりに色んなことがありました。来年も、引き続き「行き当たりばっちり」の精神でいろんなことにトライし続けていきたいと思っています。

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。!よいお年を!


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