シン・Vtuber楽曲大賞へのお気持ち

・まえがき

全て私の個人的な意見
お気持ちフルスロットル
不快になったら無言で立ち去ってほしい
作文が下手クソ(こんな章立てあるか?)
表記ゆれ沢山
負の文章
エモそうな話とかはない
怪文書

・書くきっかけ

Vtuber楽曲大賞2021の結果とその後について、Twitterで企業勢個人勢ファンそれぞれのお気持ちが発生していたのを見て心が疲弊したので、考えをまとめたくなりました。

記事の要約としては
Vtuber楽曲大賞2021今年も良かったんだけど、にじホロ(以下、企業勢)のランクインが多いから抜きの楽曲大賞もやるよ、という「シン・Vtuber楽曲大賞」の流れに、応援する様々な層や企業勢への配慮的な面で考えるところがありそうと思った次第。

という感じで、

結論は
応援する側は様々なところにリスペクトの気持ちが必要じゃない?という
考えです。

ふわっとしているし、大した事を言うわけではないです。

・事実たちを並べる。

・Vtuber楽曲大賞とは

「Vtuber楽曲をこよなく愛する有志が集まって年に一度今年の楽曲を振り返り「飲み会」を行うイベント」

(Twitter公式アカウント記載BIOより)

過去2回開催していて、今年はVIRTUAFREAKというイベント内で行われた。
この記事を読んでいる時点でVtuber楽曲大賞の結果についてはご存じな気がするので、既知の前提で書いていきます。気になる人は調べてくだしあ。

・シン・Vtuber楽曲大賞とは

VIRTUAFREAK後に行われる今年2回目(?)のVtuber楽曲大賞
恐らく、今回が初めての試み
この企画では、
①登壇者が選ぶ2021年のベストVtuberライブ
②楽曲大賞(にじホロ抜きver.)見ながらもう一回今年を振り返る
③現場でしか絶対聞けないツイ禁話
といった内容をお届けするらしい。

・世に飛び交う悲しきお気持ちの数々

Vtuber楽曲大賞開始からシン・Vtuber楽曲大賞の開催発表まで、
色々なベクトルのお気持ちを観測。

  • 企業勢は組織票っぽい感じがある

  • やり直すなら最初から企業勢抜きでやれよ

等々。他にもいっぱいある。
引用するの怖いからかなり要約してるけど。
(本当に事実か疑わしい人は、twitterで「Vtuber楽曲大賞」と検索するとソコソコな量のお気持ちが出てきます)

・私の考え

・企業勢のランクインについての考え

Vtuber楽曲大賞は、Vtuberとして活動する全ての方たちのオリジナル楽曲を対象としており、かつ、Vtuberファンすべての方に投票の権利があります。なので、マーケティングを企業レベルで行っている企業勢が上位に存在していることは(マーケティングが理由でなくとも)全く不思議なことではないです。なんなら過去2回の結果も企業勢のランクインは珍しいものでもなかったように記憶しています。

むしろ、投票の母数が増えていけば、Vtuber全体の音楽シーンがどのように変遷しているのかを知ることができるので、Vtuber楽曲大賞という名前で開催するにあたり、偏りなく集計、公開しているという点は、当たり前かもしれませんが素直に有難いことだなと思います。

私も企業個人問わずVtuberの様々な音楽を聴いている身なので、特に個人勢で活躍されている方においては、間近で応援できるということもあり、音楽やその文脈に対しての思い入れが一層違ってくるのも理解できます。
「あの子は音楽に本当に真剣に向き合っているのにランクインしてない!」とか、「このランキングは真のランキングじゃない」とかいう気持ちも、わからんでもないです。
とはいえ、音楽オタクの厄介なところ”こだわり”が出ているなとは感じるのですが。

個人勢が企業勢のマーケティング力を前に表舞台に現れづらいという背景・側面を知っているからこそ、「企業勢抜き」の意味が分かるのであって、「企業勢抜きでやります。」とだけ書かれてしまえば、企業勢を主としているファン層の方に、「企業勢は元々人気があるからランクインしていると思われてる?」と受け取られてしまうことも普通に考えられる事態ではあると思います。
全ての層を巻き込んだことによって起こった、楽曲知識の異なる層同士の結果の受け取り方の乖離が、今回の問題に至った経緯なのではないかと私は推測します。
(音楽の世界ではよくある争いな気がしますね。

またこれは更に個人的な推測ですが、第1回・第2回は、第3回に比べて身内感が強く(Vtuber自体や楽曲の知名度も現在に比べれば低かったと思う)、今回のようにたくさんのVtuberファンが参加したことでランキングが強く意識されるようになったために、過去に参加していた方にとっては少し違った体験となった方もいたのではないかと思います。

・Vtuber楽曲大賞、シン・Vtuber楽曲大賞という企画についての考え

これらの企画の目的は前項で述べた通り、「楽曲を振り返り「飲み会」」することなので、どの方面であれ、楽曲とお酒があって、語れれば良いのです。
しかし、今年のケースは、少なくとも楽曲を知ってもらう機会という役割が生まれた(もしくは元からあったのかもしれませんが)のだと思います。それも、今回のように参加者の規模が大きくなればなるほど、その役割は強まると考えます。
実際、登壇者の方が個人企業問わず素敵な楽曲を挙げられていて、巻き込まれた企業勢ファンに対しても新しい楽曲を知ってもらう良いきっかけにもなるじゃん~と感じました。

その後のシンについても、一応はその役割を担っています。
運営の方も、Vtuberの楽曲を深く知っている層に向けたアツい楽曲のランキングを見て酒飲むヤツ、やろう!という気持ちだったと思います。

…ですが、「Vtuberの楽曲を愛するすべての人を対象にした」楽曲大賞イベントの同じ運営が、企業勢抜きのそれをやりますと公然と言ってしまったら、最初に紹介されたランキングは一体…?となってしまう方が出てくるのも当然だと私は考えます。

企画内容自体は全く悪いことではないけれど、それを行う主催と経緯が原因で悪目立ちしてしまっている状態だなぁと感じています。(範囲を限定したランキングを個人とか身内同士で作るのと、ファン全体を巻き込んだ後の運営が作り直すのとでは、与える印象がまったく異なってくると思います。)

そして結果的に、勿論すべての方がそう思っていないということは重々承知の上ですが、ファン同士の「知ってほしい」という愛が「お前らは分かってないな」みたいな形で伝わりあってしまっているのだなと思います。

・個人とか企業とか結局関係なく…

この企業勢抜きの件、クリエイター視点からしても少し思うところがありまして、企業勢のコンテンツであっても企画して、依頼して、イラストを描いて、映像を作って、歌を歌って、曲をミックスして、と多くの人たちが携わっていて、土俵がどこであれ、クリエイターが真剣に取り組んでいることに絶対に間違いはないのです。
それを企業勢抜きと言われてしまったとき、クリエイターは何を思うのか、と杞憂気味ではありますが考えてしまいます。(自分がランクインした企業勢だとして「企業勢ばっかりだなぁ」とか言われてランキングやり直されたら、まぁまぁ悲しいと思う)

ここまで書いておいて企業勢に予め説明がありました、とかだったら私が赤っ恥なのですが、ファン層である我々の目に情報が入ってこない時点においては、少なくとも、こういった不透明な中での不安定な意見(この記事も含む)が飛び交ってしまうのだろうと考えます。

・結論

シン・Vtuber楽曲大賞では…抜きにされる企業勢の方々にも最大のリスペクトを持って開催して頂きたいですね。そしてそれを全てのファンの方へ伝えてほしいです。
個人的には、ランキングを作り直す形さえ修正してしまえば、そのほか全部いいんじゃないかと思います。ランキングでは見えてこなかった良い曲を挙げるだけ。

12/06加筆
ツイートにて、企業勢であってもVIRTUAFREAK内で上がってこなかった良い曲もあるしシンでも是非触れてほしいよね、という意見をいただきました。有難うございます。ワイトもそう思いました…やっぱり主体になりうる存在が~抜きとかやるのはお互いにとって良くなさそう

Vtuber楽曲大賞なんて企画、Vtuberへの愛しか感じられないし悪意なんて微塵もないことは始まる前から分かってはいるのですが、どうしても悪目立ちしているのが悲しいのでどうにかいい方向へ進んでほしいです。

Vtuberファンの方は、個人勢の楽曲が好きな人も企業勢の楽曲が好きな人も両方が好きな人もいます。
なので、お気持ちで隔たりを作らないでほしいし、個人とか企業とか関係なく良い楽曲を良いと応援できる環境が出来上がっていけば良いなと考えます。

・あとがき

ふわっとした感じでまとめつつ此処まで書き連ねましたが、私個人としては そもそも音楽なんて最小単位で言えば個人の物差しで測るものだと思っています。オタクが優勝!優勝!と言ってるのが本人の中でしか優勝していないように、良いとか好きだとかは我々が賞を与えて持ち上げるようなものでもないだろ、という気持ちです。
結局はあの曲が入ってた入ってなかった良かった、を仲良しで言い合うのが楽しいというだけなので。
でも、もしランキングに知らない楽曲があった時、この企画は新しい楽曲の出会いの場になり得るし、必要のない企画だとは全く思いません。むしろ感謝の気持ちです。
だからこそ、我々オタクはどのファン層も大切にするべきだし、Vtuber文化・音楽の発展には関わる全ての人たちに大きなリスペクトが必要だと考えます。

駄文ではありますが、意見等ございましたら寄せてくださると幸いです。
特に意見のない人は好きな楽曲でも貼ってってください。
お気持ちよりよっぽど建設的です。

12/06追記
結論があいまいだと感じたので追記しますが、私は企業勢のランクインが多くあっても、それを結果として受け止めるべきであると考えます。投票の仕組み上、寡占状態であると感じるかもしれませんが、これがVtuber全体の楽曲人気として見た時のリアルな数値であることに変わりはないからです。
古参とか懐古とかを他人に向けて表すのは私自身本当に嫌いな行為のであんまり言いたくないですが、私も過去の企画に参加していた身であり、あの頃が楽しかったという気持ちもわかるのです。しかし、歌っている人の人気投票だと決めつけてしまうのはあまりにももったいないというか、音楽以外の場所から注目されてきた人であっても、その過程にあるものが楽曲に現れ、それが評価されることだってありうると思うのです。
また、個人勢として活躍されている方がこの企画を通して日の目を見づらくなってしまったという点については悲しい事ですが実際そうとしか言えず、Vtuberというコンテンツ全体の成長の結果だと思います。こういった事態をどうにか解決するためのシン・Vtuber楽曲大賞なのだろうとは思うのですが、特に企業勢の票流動が大きかった今回、企業勢を省いて日の目を見させようとしても、その姿を目にするのは恐らく既存の層が殆どであろうと私は考えます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?