任天堂もソフトの大幅値引きセールをやるべきでは?

ファミコン探偵倶楽部の新作が発表されましたね。

新作も良いですが、御神楽少女探偵団とかFOGのミッシングパーツとかの良作推理ゲームをswitch、PS、XBOX、PCなどに移植して出してもらえたらなぁと思ったり。


さて、今回は「任天堂が昔のソフトを高い値段のまま売り続けるのはどうなの?」という話です。

switchの任天堂ソフトはカタログチケットという仕組みで「一万円で二本ソフトがダウンロードできる」というのをやっています。
新作もこのカタログチケットが利用でき、1本あたり5000円で買えるという事に。
また、それとは別に単品でも時々30%OFFセールをやっていて、元の値段にもよりますがこれでもだいたい1本5000円くらいで買えるようになっています。

ただ、発売から4年以上経過したソフトをセールでも1本5000円で売るというのは、ユーザーからすると「昔のソフトなのにかなり高い」と思う人が多いのではないでしょうか。
同じハードウェアメーカーのソニーやMSは発売から3年以上経過したソフトはセールの時は3000円台や2000円台で買えるという事をよくしています。
また岩田社長時代のwiiやwiiUなどでは任天堂ソフトの一部を廉価版でずいぶんと安く買えるようにしていました。

カプコンなどはだいたいのソフトは発売一年で半額に、さらにそこからどんどん値下げしていって、人気ソフトであっても1000円台で買えるようにしたり。

任天堂のソフトは定番タイトルとして昔のソフトが今もそこそこ売れ続けているので、「値下げしなくても良い」と古川社長は判断しているのかもしれません。
また、任天堂ファンの人達も「値下げしたら利益が減るでしょ」とか言う人もいるでしょう。

でもソフトの値段を下げると当然のように売れ行きも伸びます。
たとえば、マリオオデッセイやゼルダの伝説ブレスオブザワイルド、その他の発売から4年以上経過した任天堂ソフトを「ベストプライスコレクション」みたいな感じでダウンロード版が3000円を切る税込み2900円くらいで買えるようになると、多くのユーザーが値頃に感じてこれらのソフトの週間販売本数は一気に2,3倍以上になるでしょう。

3000円を少し超えるよりしっかり3000円を切る価格設定にするのが肝。

私が以前連載していた「ゲームの売れ行きやクオリティをアップする方法」というシリーズでも

というので、「今はゲームソフトは発売からある程度経ったらそこそこの割引率で安く売らないと売れ行きが大きく落ちる」という事を語っていました。

任天堂ソフトは確かに古いソフトが今もそこそこ売れ続けていますが、3000円を切る価格でセールをすると、売れ行きは一気に何倍にもなって最終的な利益は増える事になるでしょう。

ユーザーにとっても、「任天堂の昔のソフトがそれぞれ税込み2900円くらいとかなり安く買える」となると、同じ予算でも複数の任天堂ソフトが買えるようになって嬉しいのではと思います。

今現在カタログチケットで「一万円で2本のソフトが貰える」をやっていますが、ここに別のカタログチケットを用意して「5800円でswitchの任天堂ソフトの古いやつが2本もらえる」みたいな事をしたらどうかと思います。