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<知っておくべき>家庭における火事対策 第二回 近隣住宅からの延焼をどう防ぐか?

各家庭での色々な火事対策について語る前に、「近隣住宅が火事になり、それが延焼して自分の家が燃えてしまう」というのも火事の原因としてあります。

最近は本来一つの住宅を建てるスペースに二つの住宅を密集させて建てている家も多く、「隣の家が火事になるとほぼ間違いなく自分の家も燃えてしまう」という危ない風になっている住宅が多くなっています。
一応壁はある程度の耐火性は持たせているのでしょうが、それでも密集していると消防士の消火作業もうまくいかず、巻き込まれる形で自分の家が燃えてしまいます。

このような「近隣住宅からの延焼で自分の家が燃えてしまう」を回避するには、「その住宅の人にもしっかり日頃から火事対策をさせる事」が重要です。
もしあなたが隣の住宅の方と親しいなら、「家庭での火事対策をまとめた記事がありますよ」という風にこのシリーズを紹介すると良いでしょう。
隣の人がこのシリーズの記事を読んで火事にならないよう色々気を付けると、あなたの家が隣からの延焼で燃えるリスクを大きく減らせます。

しかし多くの人は隣の人とはあまり付き合いが無いという方もいるでしょう。
その場合はSNSなどで「火事対策をまとめた記事があるよ」とこのシリーズをリンクして紹介すると、運が良ければ隣の人がたまたま見るようになるかもしれません。

あるいは町内会で火事対策をまとめた冊子を製作して毎年各家庭に一部ずつ配布する事でも周辺住宅での火災発生を抑える事ができるようになるでしょう。
 
 

家庭における火事対策シリーズの第一回目はこちら
一回目から順番に読んでいきましょう。

<知っておくべき>家庭における火事対策 第一回 序章


次回:「天井照明が火災の原因になる事もある」