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縁日でのベビーカステラの売れ行きをかなり増やす方法

見出し画像はみんなのフォトギャラリーからベビーカステラの画像を使用させていただきました。

縁日の屋台だったり店舗でベビーカステラを販売している人達向けのすごいニッチな記事です。

縁日でよく見かけるベビーカステラはそこそこ売れていますが、今回提案する商品も新たにラインナップに追加するとかなり売れ行きが増えると思います。

元々は文章ではなく漫画形式で解説するように考えていましたが、今は漫画を描く時間が取れないのでとりあえず先に文章で説明しようかと。

<今のベビーカステラの価格相場>

昔は20個入りが500円、40個入りが1000円くらいが縁日の屋台でのベビーカステラの相場でしたが、原材料価格高騰などで最近は15個入りが500円、30個入りが1000円くらいが相場になってきたのではないでしょうか。
15個入りは2,3人でシェアして食べる分量、30個入りは家族で分けて食べる分量ですね。

紙袋に入れてこれらを販売しているわけですが、この紙袋タイプは従来のお客様向けに今後も販売を続けると同時に、「カップに入れて販売する」というタイプも追加してみたらどうかと思うのです。

・カップヌードルくらいの大きさの紙カップの中に、合計で7個のベビーカステラを入れ、二種類のソースをかけたのを税込み320円で売る
(食べやすいようにプラスチックスプーン付)

という事をやると、今後縁日では若い子を中心にずっと売れ続けるヒット商品になりえると思います。

作り方は、カップの中にベビーカステラをまず3個入れて、そこに一つ目のソースをそこそこかけます。
そして4個のベビーカステラを追加で入れてさらに二つ目のソースをかけて、あとは食べやすいようにプラスチックスプーンをカップに入れてお客様に渡すという感じにします。

ソースは
・カスタードソース&ブルーベリーソース(最初の三個にブルーベリーソース、追加の四個にカスタードソースをかける)
・カスタードソース&ストロベリーソース(最初の三個にストロベリーソース、追加の四個にカスタードソースをかける)
・チョコレートソース&ブルーベリーソース
・抹茶ソース&オレンジソース
他にも色々な組み合わせ

みたいな感じで、ソースの組み合わせを客がいずれかから選べるようにします。
ソースの組み合わせは8から12種類くらいあれば十分でしょう。

二種類のソースを使うのは、食べてる途中で味に変化が発生した方が商品の魅力が増して売れ行きが増えるからです。
シングルソースよりダブルソースでいきましょう。

ベビーカステラは1個あたり売価を30円と計算してそれが7個で210円、あとはソースやカップ、プラスチックスプーンのコストを考えると320円くらいで売るというのが良いのではないでしょうか。
320円というそこそこ安い価格は縁日ではわりと競争力がある絶妙な価格設定だと思います。
同じ甘い物では縁日のクレープがだいたい500円か600円ですよね。
フルーツ飴やりんご飴が500円や600円。
たい焼きや大判焼きが180円くらいなので、それの二個分以下の価格です。

食中毒対策としては、予備のソースのボトルは氷を入れたクーラーボックスに入れておき、さらに店頭に出しておくソースのボトルについては金属製のクーラープレート(氷や電気の力で冷えるプレート)の上にボトルを置いておけば中のソースが適度に冷やされ続けてソースの劣化を防げるのではないかと思います。
ベビーカステラを焼く器具は結構周辺に熱を発生させてしまうので、こういうのは必要でしょう。


従来型の素朴な味わいのベビーカステラを食べたい人は今まで通り紙袋タイプで15個入り500円や30個入り1000円を注文し、二種類のソースのかかった新しいベビーカステラ(7個入り)を食べたい人は320円のカップタイプを注文する、みたいに住み分けできるでしょう。


縁日の屋台やお店でベビーカステラを販売している人達は、良かったらこの案を検討してみてください。
売れ行きがだいぶ増えると思いますよ。

近鉄奈良駅でも奈良公園に行く時に駅のすぐ近くの屋台でベビーカステラを販売しているのを時々見かけますが、そこでもこのカップ型ベビーカステラを商品ラインナップに追加したら日本人はもちろん、外国人達も買いまくるでしょうね。
私自身もよく買うようになると思います。

ベビーカステラは他にもりんご飴のように外側をザラメでコーティングして外はパリパリ、中はふんわりという食感のを作ったり、ザラメではなくチョコやホワイトチョコ、抹茶チョコなどでコーティングした案も考えたりしましたが、この場合はチョコのぱりぱり感を出すために冷やす装置の導入などが必要となり、導入コストがかなり増えてしまいますね。

コーティングよりただ単にソースをかけるだけの単純な作り方の方が低コストで今のベビーカステラ販売に追加しやすいと思います。

伝統的な昔ながらのベビーカステラも販売しつつ、今の若い子にも受けるこういう商品もそこに追加してみてはどうでしょうか。