調査No.15 出張調査！（前編）大阪・飛田新地体験、20代Jちゃん～美女とばばあ
いつも記事を開いていただきありがとうございます！
特命班の又野です。上司から命じられ調査した案件を載せています。
読んで体験した気になって頂けたら幸いです。
内容はあくまで私個人の評価、意見、性癖ですので参考程度に見ていただければと思います。
それでは拙い文章ですが調査結果に入りましょう。
1. 調査対象
今回は大阪出張編です。
大阪は住之江区というところで仕事が入り急遽出張が決まりました。しかも1泊2日、部下の安田と2人です。
出張前から安田と赤羽の串カツ田中でイメージトレーニングです。
しかし今回のメインは仕事でも串カツでもありません。
かの有名な飛田新地に行こうと思ってるのです。
なので、ホテルは住之江区ではなく、飛田新地と串カツの聖地新世界が近い天王寺駅付近に取りました。
私は以前、関西に住んでいたので大阪は心の故郷、楽しみです。
2. 飛田新地とは
まず飛田（とびた）新地とは、大阪5大新地の１つで、大阪の歓楽街ミナミの更に南、西成地区に所在します。
ちなみに5大新地とは、今里（いまざと）新地、信太山（しのだやま）新地、滝井新地、松島新地、飛田新地で、いずれも古くからの遊郭であり、その中で飛田新地は規模が最大なのだそうです。
JRの最寄りは新今宮駅か天王寺駅でしょうか。いずれも1キロほどで10分ほど歩きます。タクシーで来る人も多いようですが、飛田新地まで歩いて大阪の風情を感じるのもオススメです。
新幹線の新大阪駅からだと地下鉄御堂筋線で動物園前駅、新世界（通天閣付近）からだと阪堺電車で今池駅で降りるのもいいかもしれません。
★付近が飛田新地の場所です。
両サイドにある四角い白い看板が店舗です。無数にあります。
この様な通りが数本あり、メイン通り、青春通り等と呼ばれてます。
各店舗は「料亭」として営業しており、150店舗ほどあるそうです。
ある店舗の外観です。
間口は狭いです。右隣は繋がっているように見えますが別店舗です。
営業中は正面の玄関扉を開放し、入口に女の子と呼び込みのオバサン（たまにお姉さん）が座っています。
直接女の子を見て選ぶちょんの間スタイルです。
女の子は歩いている客に向かって微笑み、オバサンは
兄ちゃん～寄ってって～
ちょっと見てって～
等と声を掛けてきます。
「やり手ババア」とも言うそうです。
この呼び込みが結構しつこく、店前を通りすぎても後ろから声を掛けてきます。しかし店の中から出て来てまで追い掛けては来ませんので安心して下さい。
サービスの流れとしては、
1️⃣店舗前を歩いて女の子を選ぶ
2️⃣女の子を決めたら女の子又はオバサンに声を掛ける
3️⃣料金を確認してOKなら女の子と2階へ
4️⃣4畳半くらいの部屋に通され、女の子に料金の支払い
5️⃣出された飲み物や菓子類を食べながら女の子と談笑、恋愛関係に発展し一緒に布団へ
システムはソープランドと似ていて、各店舗はあくまで料亭（ソープは風呂屋）であり、店の女の子と「自由恋愛の末」肉体関係を持つことになるのです。
値段は
15分⇒11,000円、20分⇒16,000円
が基本で、30分以上の設定もあります。値段はどこもほぼ同じとのこと。
3. いざ店探し
仕事を早々に切り上げて一旦ホテルへ戻り、パソコン等不要なものを置いて仕事モードから夜遊びモードへ変換です。
部下の安田とともに夜の大阪へ繰り出します。
まずは通天閣のお膝元、新世界にある串カツ屋「だるま」で一杯。
作法は赤羽の串カツ田中で練習済みです。
甘辛いシャバシャバのソースをつけて食べる串カツはビールによく合います。ネタは肉系から野菜系まで2～30種類あるでしょうか。
私の好みは紅生姜です。
酔っ払う前に切り上げないといけません。名残惜しいですがメインはこれからです。
小一時間で店を後にし、酔い醒ましを兼ねて歩いて飛田新地を目指すことにしました。
事前に確認した経路のとおり、JR新今宮駅横のガードをくぐったら、近くのアーケード街を南下します。アーケード街には激安「スーパー玉出」、ホルモン立飲み屋等があり大阪色満載です。
私はこっちの空気の方が合う気がします。
そんなこんなで目印の飛田交番まで来るとあと少しです。
交番の窓には厳重に柵がしてあり物々しい雰囲気でした。昔、西成地区で警察署を襲う暴動があったそうで、その対策でしょうか。悲しい歴史です。
そんな殺伐とした交番を左折すると、遠くに光が見えるではありませんか。目的の飛田新地でしょうか、安田のニヤけ顔が印象的です。
2人とも歩く足が速まります。
閑静な住宅街を抜けると、提灯と白い看板の妖艶な光がちらほらと見えてきました。
覗いてみると、40代くらいの女性が「どうぞ～」と言って笑い掛けてきます。
「これが飛田新地か～」と雰囲気ある店舗の佇まいに安田とともに感動したのも束の間、高速道路下をくぐるとそこは別世界でした。
男性客で賑わう通り、必死に呼び込むオバサン、そして脇に座っている
美女、美女、美女…
店舗が所せましと並び活気に溢れています。
住宅の中に突如現れた楽園、まるで桃源郷のようです。
後で調べたところによると、飛田新地は大きく分けて3つのエリアがあり、
1️⃣メイン通り
2️⃣青春通り
3️⃣妖怪通り（そこまで言う必要ないと思いますが…）
という通称があるそうです。
高速道路手前のエリアが妖怪通り、高速をくぐるとメイン通り、青春通りのようです。
正直、妖怪通りと言っても少し年が上だったり、ふくよかだったりするくらいで、普通に需要がありそうな女性ばかりでした。しかし、メイン通りと青春通りのレベルが高すぎるので、結果、陰と陽くらい雰囲気に差が出てしまうのかもしれません。
いきなり桃源郷に飛び込んだ私たち、あまりの華やかさに戸惑いを隠しきれません。
両サイドから美女たちに笑顔で誘われ、恥ずかしくて顔を直視出来ないのです。
なるべく気丈に前を向きながら歩きますが、平常心ではいられません。
安田も同じようで目がオロオロしてます。
そんな中、私たちの動揺を見透かしたように
兄ちゃん、こっちこっち！
可愛い子いるよ～
ほらっ、もっと近くで見てって！
というオバサンの声が、両側から絶え間なく聞こえてきます。
オバサン達はしっかり私たちの目を見ながら手招きしてくるので、完全に無視することが出来ません。
さすがやり手ババアです。
ババアの前に行ったら最後、おそらく一旦やめて帰るのは不可能です。
一区画だけ回った後、命からがら安田とともに一旦退散します。
大変なところに来てしまった…
顔を見合せた２人の率直な意見でした。
▶️次回（後編・さよならのアメ）へ続く
最後まで読んで頂きありがとうございました🙇
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