釋徳浄

大阪人。昭和を愛する平成生まれ。ゆとり世代。三児の父。罪業深重・煩悩具足の凡夫。 主に…

釋徳浄

大阪人。昭和を愛する平成生まれ。ゆとり世代。三児の父。罪業深重・煩悩具足の凡夫。 主に日常生活や読書の記録のために。

最近の記事

念仏奉仕団に初めて参加しました。

 2024年4月8日・9日の日程で、本山本願寺の念仏奉仕団に初めて参加した。  33回忌法要の折、曾祖母が本山から授与された念仏奉仕団参加10回の「謝状」を目にして以来、関心を持っていたのだが、所属寺の住職から誘いを受けたのを好機に意を決して参加。  総勢18名の参加で、30代の私を除くと平均年齢は80代前半といったところ。同じ日程の他の団体も似たり寄ったりで、念仏を喜ぶ人々の深刻な高齢化を改めて実感するが、どの方々も生き生きとしているように見えた。  2024年度初め

    • 勿体なや祖師は紙衣の九十年

      山折哲雄『勿体なや祖師は紙衣の九十年―大谷句仏』中公叢書2017  タイトルの句を法話で聴き興味を持ったところ、存在を知った一冊。  既に絶版となっているようで、古書を探そうかと思いつつ、ダメで元々と近在の市民図書館に赴いたら、なんと開架されていた。  納税の効果を久々に実感。  「親鸞から芭蕉への一筋の水脈」の存在という著者の「妄想」を、確かに見つけ出す骨の折れる仕事を見た。  著者の撰による句仏上人五十句を末に所収。

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