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第13号:トクイテンで大事にしている「オープンであること」について(2021年12月3日配信)

💡過去に配信したトクイテンメルマガを再投稿したnoteです。面白いなと思ったり、気がついたことがあればぜひ、SNSなどで感想をお願いします!

こんにちは、豊吉です。だんだん寒くなってきました。寒さのせいで微生物の動きが減ってきたのか自宅のコンポストの生ゴミ分解能力が下がってきて寂しいです。

さて、今回はトクイテンでの社内で大事にしている「オープンであること」について紹介します。

トクイテンでは情報がオープンであること、きちんと共有されてるということを大事にしています。大事というといろんなレベルがありますが、このオープンさについては大事なものの中でもベスト3ぐらいで大事という感じです。

社内の情報管理ツールでも一番最初のページに明記しています

さらに、オープンさにもいろいろレベルがありますが現時点では、個人情報、採用に関わる情報、個人の給料以外は全てオープンにしています。

例えば公開している情報には、会社の現金残高、資金調達活動の進捗なども含まれていて、全てのミーティングに副業の人も含めて誰でも参加できるようにしています。

こういったことをしている理由としては、私の次のような考えがあるからです。

あらゆる情報をアクセスしやすい状態にし、同じ情報を皆が持つことがチームの生産性を最大化する

特に創業まもない頃は決まったルーチンの仕事というのはほとんどありません。そのため各人ができるだけそれぞれ判断して動くことがスピードアップになります。当たり前ですが全員が私と同じ脳みそになっていればミーティングは不要なはずなのです。(私が全員の会社はすぐに倒産すると思いますが)

また、情報はものによっては隠した方がいいのでは?と言われることもありますが、情報を隠した方がいいというのは傲慢な考えだと私は思います。「私は正しい判断ができるが、あの人は間違うだろう」と思ってるということだからです。そもそもそういう人は採用してはいけないし、採用した後であれば、人を疑うのではなくチームの目標設定や情報共有について見直すべきなんだと思います。

実際のところ(悔しいですが)私より優れた判断をできる人はいくらでもいるし、そういう組織を作っていかないと自分の想像を超えるような組織にはなっていかないだろうというのが今の私の考えです。

私も前の会社では会社のお金のことはオープンにしていませんでした。でもその辺りでの悪い情報について私が皆に「みなさん心配しないでください」と言っても普通は「あ、なんかうまくいってないんだな」と見抜かれているわけです。だったらいっそ「〇〇の件は断られました〜 😭 」と伝えてしまえばいいのです。慣れないうちは勇気がいりましたが、秘密を抱えてるよりよっぽど自分にもチームにもいいことだと実感できるようになってきています。

とはいえ、課題がないわけではなく、個人の給与もオープンにした方がいいんじゃないのか?情報共有するにあたって文書化がベストなのか?文書化は十分できているのか?といったことは今も悩みながら試行錯誤しているところです。

もちろん、今少人数だからできているという面もあると思います。しかし、だからといって理想を諦める必要はありません。「試してみよう」の精神で自分達にしっくりくる制度を軌道修正しながらつくっていきたいと思います。

では

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