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グラデーションドット(カラーハーフトーン)のやり方

友人氏とお話していて、「よく同人誌の表紙で見るグラデーションのドットみたいなやつってどうやるの?」と聞かれたので持てる知識を使って答えてみました。

他の方にも参考になれば幸いです。

当方はPhotoshop Elements(古いやつ)を使っていますが、同じ機能(ハーフトーン)があればどのソフトでも出来ると思います。

1.まずは白と黒でグラデーションを作ります

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※「あっ、白と黒逆だった!」という時は『Ctrl+I(アイ)』で簡単に『階調の反転』が出来ます。

2.『フィルター』→『ピクセレート』→『カラーハーフトーン』を選びます

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3.チャンネルを1~4すべて『45』にします

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これはチュートリアルなので640*480pxで作っているので『最大半径』は『8px』程度でいいと思いますが、もっと大きな画像(同人誌の表紙など)に使う時は、なるべく4か8の倍数のpixel数を選んで入力します。
ドットの大きさが変わります。

※なぜ4か8の倍数か?→8bit=1Byteなので、印刷した時などにモアレが出にくくなるというだけです。(モアレなどがわからなければモアレで検索してください)(ブン投げ)(それでもモアレが発生するかもしれない)

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するとこうなります。

ちなみにチャンネルを全部『90』にすると下図のようになります

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あとは、このレイヤーの上に色のついたレイヤーを乗せて、レイヤーモードを『スクリーン』にするなり『オーバーレイ』にするなりして遊びます。
今回は簡単に『グラデーションマップ』を使っていこうと思います。

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ツールによって名前は様々かもしれませんが、グラデーションマップを選び、先ほど作ったドットグラデのレイヤーの上に新規のレイヤーを作ります。

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パステルにしようかな……

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こうなります。

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何か色味がガビガビし過ぎてて気に入らないな? という時は、お馴染み『色相バー』を選びます。

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いじるのは『ドットのレイヤー』の『明度』だけです。
『明度』をいじるだけでこれくらい変わります。

また、グラデーションはShiftキーを押しながら引くと、まっすぐ(90度、45度)引けます。

いろいろ応用が利くので楽しんでみてください。

以上、覚書でした。

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