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まごつきは過ぎたりて。

梅がきれいだ。

11月の収穫祭あとからはじまった
冬仕事の色々が
やっと終わった。

最後の入稿が済んで、
久しくかかっていた
PC仕事からひとまず解放!された気分。
いぇいいぇい。
いや、納品とか
これからはじまる制作の仕事や
来週は出張もあるのだけれど、
(なんといっても確定申告もあるし)
ちょっと開放感。
ちょっと一区切り。

といっても
他の人が聞いたら
一笑に付されるような
たいしたことのない量の
仕事だとは思うのだが、
いかんせん
仕事に時間がかかる。
とってもかかる。
なんでこんなに仕事遅いのかなー。

まあ、まあいい。
終わったのだもの。

入稿が近づくと
ご飯が作れなくなる。
お米の精米をして
浸水までなんとか、
でもおかずが作れない。
食べたいものとか、
作りたいものが
思い浮かばないから作れない。

しなきゃいけない仕事リストで
頭が埋まっている。
無理やり作り出すと
なんだか美味しくない。

昔はそれでも無理やり作っていたのだけれど、
(家にいる方がご飯くらい作らなきゃ)
でもわたしはこの時期
家で仕事をしているのだから、
手を止めていたら
仕事が進まない。終わらない。

できないことはないけれど、
家事はあまねく女がしなければと
頑張る必要があるのだろうか。
まな板の前で手をこまねく。

夫に
「おかずつくれない」と
相談したら
「いいよ、オレ作るよー」
とアッサリ。

そんな訳で、
ここ最近は夫がおかずを担当してくれていた。
夫がご飯を作ってくれる人でよかった。
しかもご機嫌に。
(これ結構大事な気がする)

えーと、
最近何を作ってもらったかな。

レンコンの蒸し焼きにオリーブオイルと塩とか、
ひじきご飯とか(これはリクエストした)、
えびと大根のにんにく炒めとか、
猪肉の野菜炒めとか、
おでんとか、
燻製カツオと野菜の蒸し焼きとか、
ポテトチップスとかw、
ドーナツとか、
あとはその都度お味噌汁。

美味しいなあ。
ありがたいなあ。

今日は夫は朝から撮影で日帰り雲仙。

久しぶりに
自分のためだけに
ご飯をつくる。
時間に追われていないから、
悠然とのろのろと。
お米を精米して洗って、
薪をくべて
薪ストーブで煮食い(大分の郷土料理)を仕込む。
具材はレンコン(@からはな百貨店)、
菊芋(自家製)、大根(自家製)、にんじん(岩崎さんの黒田五寸)、
それから鶏肉(@下郷農協)。
こんにゃくは切らしていて
里芋は端折った。
いいの、あるもんで。
と言いつつも、大好きな
こんにゃくがなかったことだけは
食べながらも悔やまれる。
こんにゃくを食べていると、
例え他の食材と口の中で
混ざり合うことがあったとしても、
それだけは別で
感知している感じがある。
食感のコントラスト名人よ。
(あ、こんにゃくや)
(おっ、こんにゃくキタ)

鶏肉の皮は
剥いで別で焼いて
粗めの塩をパラリ、ごりごりっと胡椒を引く。
縁がちょっと茶色く焦げるくらい
カリカリに焼くのがいい。
焼き鳥の部位で皮が好き、
ではなくて、
皮ならなんでもいい、
でもなくて、
塩と胡椒で食べる鶏皮が好きなのだ。
(タレの鶏皮は食べない)

皮から出た油で
塩ひじきをつくって、
炊き上がったほかほかご飯と混ぜて
簡単混ぜご飯。

ご飯を作ってもらうのも
好きだけれど、
自分で(簡単な)食べたいものを
作って食べるのも好きである。

何より、
食べたいものが
思い浮かぶ状態が
(わたしにとって)
心身ともにいい状態、な気がする。
忙しいと
食べたいものが
分からなくなるのだ。
何が食べたい?あー、んー、なん、でも、、。
見事にまごつく。

水餃子食べたい。
オムライス食べたい。
トンカツも食べたい。
お寿司も食べたい。
souのパンも食べたい。
しゅうちゃんラーメン食べたい。

どんどん具体的になってきた。
しかも割と重量級。

太りそうだなあ。

デン(犬)とダッシュしよ。



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