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特抜雑記vol.29 I S S E K I

おはようございます、特別抜刀隊の万唐です。
遅くなってすまんご。特に言い訳は無いんだ。

ビッグラン乙でした。クママニュのスライドでコジャケ爆殺するの楽しかったね。

UNDERTALE8周年記念に向けて、久々にちゃんとした一枚絵を描いてる。
あと、Deltaruneを始めた。やっとジェビル倒せた。

【先週の作業報告】
2nd Album 制作状況
・残り二曲。どちらも二分程度で、歌詞もできてる。そう時間はかからないと思う。しかしながら、片方では少し凝ったことを予定している。予定だけしてる。
入れたい要素は書き出してあるから、あとは実行するだけだ。
ジャケ画もつくっていかないとな。

組曲『天回』
・銘酒探偵を先にと思っていたが、しっかりとプロットを組み上げてから、デモ制作をつくって、それから歌詞を作ることにした。とても長い道のりになるので、順番を入れ替えて、こっちを先につくることにした。
全3章の、計15分くらい。これについては次号で詳しく書く。

報告は以上。

さて、今回は先日公開となった1st Album『一席』の収録曲について、一曲ずつ振り返っていこうと思う。

【嵐山春景色 remix】
オリジナルとはボーカルの調整がちがう。こんなとこで見栄張ってもしゃーないから正直に告白する。完成版の音源を失くして、唯一生き残ってた最終調整前のものを使った。だから、あんなふにゃふにゃした歌い方になってる。

実際に嵐山まで取材に出たが、春に公開予定だったので冬に行くしかなかった。
肌寒い中、渡月橋とその周辺をウロウロした。食事しようと思って階段を上がったらもう閉店時刻ですって言われてめっちゃ恥ずかしかった。
福田美術館に寄って帰った。次は春に行きたいな。

この曲の作詞は…本当に苦痛だった。笑えないレベルで何も書けなくて、ただただ無為に時間が過ぎていった。
八割方は心にもない、意味のない言葉でできている。何とか埋めて完成となったが、もう恋愛曲は作りたくない。いや、結局大してロマンス要素もねーじゃねえか。うるせー誰が非モテじゃい!

かくして色んな苦痛が詰まった曲が生まれた

【信心一揆】
テーマがぶれまくった結果こうなった。
NHKのとある歴史番組で大正米騒動の特集を見た時、唐突に間奏のメロディを思いついた。
やっぱり歌詞ができない。そこから色々テーマが迷走して、米騒動→東京奠都→島原の乱になった。
そして最難関のAメロをまるごと伴走にして、MEIKOにしゃべらせて強引に問題を解決した。
もし作詞できる人がいたら頼む。過去に行って俺の代わりに作ってくれ。
田舎風景と、実際に事が起きた秋〜冬の雰囲気を意識したつもりだけど、なんか夏感もある。
この一揆で生き残った一揆軍メンバーは寝返った絵師だけという絶望。

だけど、最後まで戦い抜いた者もいたんだ

【江島屋ホラーナイト】
PHONKというジャンルがございます。悪魔崇拝、邪神崇拝などを、distortionやらBit crusherやらで歪ませたEDMのことです。語源はよく分からん…。
とにかく、それを和と融合させてみようと試みた結果に生まれた。
デモを作った時にはまだPHONKを知らなかったけど、試してみたらピッタリハマったね。
インスト曲におけるリード役の扱いに苦戦した。今でも分からないことの方が多いけど、ボーカルと同じよう扱ってしまうのは勿体ないというのはひしひしと感じた。

落語にちょっと興味を示して、サブスクで桂歌丸師匠の演目を色々聴いてた。その中に江島屋騒動(江島屋怪談)があった。
FL Studioのスケール指定的な機能で好き勝手遊んだ中から、良い感じのメロディを選んで転用した。

寄席にも行ってみたいね

【一九四一 remix】
やりたいようにやったらできた曲。本当に1から10まで好き勝手やった。俺は満足だ!
クソ長いイントロ、分厚い低音それすなわち海苔、過去作とのリンク、歪みまくった電子音、大東亜戦争、不穏、俺好みの男。まぁ色々やらかしてやった。俺は満足だ!!!
それにコンプレッサーかけたりイコライザーいじったりして少し聞きやすくした。

『誰が為に陽は昇る』→本能のまま、殺戮数で名声を得た男。
『一九四一』→その孫。理性で耐え男。

またこういうのやらかしたい

【不幸を何度でも】
好みの男その2。過去作『CIRCUS』のリメイクだけど、メロディと一部の歌詞を転用したのみで、それ以外は完全新規。

結婚詐欺の常習犯目線。映像のピエロはそれに取り憑く悪魔的ななんか。虚飾の道化師、と呼んでいる。
無駄にカッコつけた言い回しは主人公の証。
お気にの歌詞は「有り余る悪趣味と愛の世界で」
いつか別の大罪人に取り憑いて、君の前に現れるかもしれない。

カッコつけた言い回しを楽しんでくれ

【桜桃に捧ぐ】
太宰治の命日を桜桃忌の呼ぶ。彼が生前、最後に完成させた作品が『桜桃』という題だからだ。
中学生時代、うちはお小遣い制じゃなくて、遊びに行く日を伝えて何千円かもらうスタイルだったのだけど、お釣りを少なく申告して、数十円数百円ずつ貯めてた。そんで買うものは決まって小説。
涙ぐましい青春の努力!
レシート提出義務により終わった涙の努力!
その反動か知らんが、高校生になるとバイト代を全部使い果たすようになった。あーこわい!

『正義と微笑』が一番好きだった。芹川進に憧れて日記書き出したりもした。懐かしい。

【曙】
てん!ててんてんてん!てけてんてん…
それをEDM寄りにしてみた。始まりはインパクト重視。

【KOB Ecity NEON town】
この曲に関しては過去の雑記で詳しく書いたので省略。

ではまた、同志諸君。

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